新日本プロレスマットに参戦中のKENTAのコメントが面白いというを以前に取り上げました。
代表的なものは「YOSHI-HASHIはブスってこと!」ですが、11月の大阪大会では本音(?)に近いことをコメントしていたことで一気にKENTAの株があがりましたので紹介します。
NEVER無差別級選手権試合は真っ向勝負
8月のロンドン大会、9月のアメリカ大会のNEVER無差別級選手権試合はバレットクラブの乱入でKENTAが勝利を収めましたが、今回のタイトル戦では乱入なしの真っ向勝負でKENTAが石井からピンフォールを奪いました。
KENTAの持ち味であるキックが要所でクリーンヒットし、石井の持ち味である突進力が弱まっていたようにみえました。
最後の”go 2 sleep”も側頭部に決まる強烈な一撃でしたね。新日本参戦当初は動きが鈍く、かみ合わない印象でしたが、だいぶ新日本プロレスにフィットしてきました。
KENTAの試合後のコメントが結構いいこと言っていた
タイトルマッチ前の前哨戦では石井のことをジャニーズ系だ、アニメ声だとおちょくるような発言を連発していましたが、タイトル戦の後は#TOMO とはもう最終回だね、とコメントを残していましたが、その後に自身の過去(WWEへの挑戦のこと)について少し触れていました。
いや、あの普段から割となんだろう。アメリカ行って、何も残せなかったヤツって言う言われ方する時は、やっぱりあるんだよね、どうしても。でもそれは事実だから、別にそこに対して何も反論とかするつもりないし、それは事実だし。でもいま俺は新日本で“新しいチャレンジ”前向いてやってるから。そこを否定されても、どうしようもないもんね、変えられないし、別にそれはそれだし。でもそのへんで文句言ってるヤツって結局、何か自分で挑戦したこと、本気で挑戦したことないヤツでしょ、たぶん。そうだと思う。誰か挑戦する気持ちがあるんだったら、そんなこと人に言わないもんね。
中略
まあ1回の失敗ぐらいまた立ち上がればいいってこと。新日本プロレス公式サイトより
前哨戦のコメントを見返してみましたが、石井からKENTAに対してアメリカに行ったことに対してのコメントはありませんでした。KENTAはTwitterやインスタグラムもやっているので、そちらからファンがコメントしたのかもしれません。
このコメントの中でアメリカ行って何も残せなかったヤツが新日本で結果を残せるのか?ということを言われてきたのだと思います。KENTAはネームバリューこそありますが、アメリカで結果を残せなかったので柴田選手の計らいとはいえ、G1に出場が認められてしまったのは納得がいかないファンもいるでしょう。
KENTAは過去を否定されてもどうしようもないもんね。とコメントしています。それは変えられないし、それはそれ。という表現をしています。
そして、その辺で文句言っているヤツって結局自分で本気で挑戦したことないヤツ、ともコメントしています。
日本人は匿名でコメントすることが大好きです。Twitter、Facebook、インスタグラムでもどこの誰だか分からない人はたくさんいます。自分は顔も名前も知られずに済む安全な場所から他人を非難するケースは非常に多くあります。日本人の嫌なところの一部でもあります。自己肯定感が小さいので自分に自信がないので顔を出していない人が多いのではないでしょうか?
あとは自分が傷つきたくないんでしょうね。自分は安全なところにいるから何も言われませんもんね。世界はよく分からないのですが、日本のいじめ問題もなくならないのは根底にはこういうことが原因だと思います。そう
ま、確かに本気で挑戦している人は他人の失敗を笑ったり、再挑戦を否定するような人はいません。僕も最初はKENTAに対して「大丈夫か?」という気持ちでしたが、柴田を裏切った辺りから「KENTAは何かを変えようとしている!」と感じて手のひら返しました(笑)。
プロレスは何度でも挑戦する姿が美しい
KENTAは”1回の失敗ぐらいまた立ち上がればいいってこと”とまとめていました。
プロレスの醍醐味は何度でも立ち上がって再び挑戦することです。その姿に僕らプロレスファンの多くはは感動して選手を応援しています。新日本プロレスで新しい挑戦をしているKENTAの今後に期待です。
あ、もう一つありました。
YOSHI-HASHIはブスってこと、ブスはブス。