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順番を守らないKENTAと律儀な聖帝タイチに期待したい

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新日本プロレスが2月の札幌2連戦のカードと大阪城ホールのカードを発表しました。

大阪城ホールでは王者内藤からも挑戦権があるのか?と問われるKENTAが史上初のIWGPヘビーとIWGPインターコンチの二冠挑戦に挑みます。

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順番を守らない男KENTAの挑戦

イッテンゴ東京ドームではNEVER無差別級選手権でゴトヒロこと後藤にベルトを奪われてしまったKENTAですが、内藤がメイン後のマイク締め中に乱入し二冠戦への挑戦権を得た形になりました。

そもそも、チャンピオンへの挑戦なのですから王道でいくと試合に勝利したから更に上のステップでベルトに挑戦するよ!という流れなのですが、完全に無視した状態で無理矢理な感じは否めません。

近年、東京ドーム大会でIWGPへの挑戦表明したのは2012年に凱旋試合して勝利したオカダ・カズチカぐらいです。あの時もブーイングは凄かったんですが、それでもマイクパフォーマンスをするだけで襲撃はしませんでした。オカダ退場後は棚橋もマイクしてたしね。

オカダもYOSHI-HASHIにシングルマッチで勝利していましたし、当時棚橋もV11を達成していたので相手がいないという点もあり2月の大阪で防衛戦が組まれたわけです。

今回のKENTAは完全に従来の流れを無視した挑戦表明に多くのファンからはKENTAにSNSを中心に非難が殺到しています。(KENTAが煽っているせいですが…(笑))

この”順番を守らない”ということに関しては我らがエース棚橋も半年ほど前に言ってましたね~。

 https://a-pacific.blogs.co.jp/gyougi/

このときは復帰挨拶後にリング上でジェイに襲われて「お前は列の後ろ(後藤の後ろ)に並んでいろ!」との発言を受けての返しでした。エース棚橋の言葉を借りるなら一番を狙っていくのはプロレスラーとしては当たり前であり、言ったもん勝ち、行動した者勝ちってことを考えるとNEVERのタイトルを落とし、身軽になったKENTAが更に上を狙うなら内藤にターゲットを絞るのは当然のことです。

それにしても殿は他のレスラーのいい踏み台になっていますね。

  • 2017年のイッテンヨンではNEVERをかけて柴田勝頼に挑戦して後藤勝利➡柴田は3月のニュージャパンカップに優勝してオカダが持つIWGPヘビーへ挑戦。
  • 2018年のイッテンヨンもNEVERと敗者髪切りデスマッチを賭けて鈴木みのると対戦して後藤勝利➡鈴木は自らバリカンで坊主になり、翌イッテンゴで棚橋を急襲➡2月にインターコンチに挑戦しタイトル奪取。
  • 2020年はまたまたNEVERを持つKENTAに挑戦、後藤勝利➡KENTAが内藤を急襲し、二冠戦の挑戦権を得てしまう。

これはもう東京ドームでは後藤に負けたほうがオイシくなるといってもいいのではないでしょうか?余談ですが、後藤本人は2017年以降では2019年にインターコンチに1度挑戦したぐらいでステップアップは全くしていません。

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聖帝タイチはオカダとのシングルマッチ

長年のプロレスファンが密かに推しているのが鈴木軍のタイチでしょう。ヘビーに転向してからは名勝負が続いており、令和初の新チャンピオン(NEVER)にも輝きましたし、G1にも初出場。そんなタイチが今なら勝てる!という決断で踏み台の相手として選んだのが前IWGPチャンピオンのオカダ・カズチカです。

タイチとしてはオカダが前チャンピオンとして”リマッチ権”を有しているのだから、お前に勝てばリマッチ権もらえるだろ?という理論です。リマッチ権云々は置いといて、シングルマッチでオカダに勝利すればどのベルトにも挑戦していい気もします。

タイチはちゃんと順番を守っています。YouTubeの俺にもやらせろシックスドットナインでは「内藤が二冠になったら俺が美味しい」と言っていたので、「おいおい!誰のおかげでイッテンヨンにインターコンチに挑戦できるようになったと思ってんだ?」と挑戦を表明することができるはずなのに、その手段は使いません。

このときに既に札幌二連戦のことに触れていますので、内藤への挑戦を考えていたと思いますが東京ドーム大会終了後も二冠には触れずにオカダを標的にしています。

ヒールなのに王道を律儀に守る聖帝タイチ

鈴木軍はプロレス界ではヒールの役割を果たしています。試合中の凶器攻撃や反則もレフェリーの隙をつく実に巧妙な職人芸といってもいいです。鈴木軍に所属するタイチも入場時に持ち込むマイクスタンドやアイアンフィンガーなどの凶器攻撃を行うことや、ベストオブスーパージュニアで解説席いたかと思えば、自軍の選手がピンチとなるや試合に介入したりします。

試合中の行動はいかがなものかと思うこともありますが、その他の部分ではかなり真面目な一面もあります。

1・100キロ以下のヘビー級戦士が多い中、律儀に体重を増やしてヘビー級へ転向した。

新日本プロレスの規定では体重が100キロ以上がヘビー級、100キロ未満がジュニアヘビー級と階級を分けています。しかし、近年では100キロ以下のザック・セイバージュニアやウィル・オスプレイ、飯伏幸太、KENTAなどがヘビー級として闘っています。

ザックなんかは公式プロフィールによると85キロらしいので100キロまでだいぶ足りないですが、本人がヘビーでやりたい!といえばヘビー級でやってもいいというのが新日本プロレスの規定なのか業界の暗黙の了解なのかはわかりません。

前例があるのですから、タイチもジュニア時代に90キロぐらいあったらしいので、そのままヘビーに転向もありだったとは思いますが、キッチリ体重を100キロまで増やし王道のルールに則りヘビー級転向を宣言しました。

2・ベルトに挑戦するときは前哨戦でちゃんと相手を負かす

KENTAのように試合に負けているのに挑戦ということはしません。2018年に初めてNEVERに挑戦したときも、G1に出場したYOSHI-HASHIからピンフォールを奪い実力を証明してから挑戦し、後藤からもブラックメイストでピンフォールを奪い”世紀の大誤審”を証明した。

2019年には内藤からもピンフォールを奪いインターコンチへの挑戦権を奪い、札幌でのタイトル戦では入場時に飯塚が花道で内藤を急襲し、あわや戦わずしてタイトル移動か?という場面も作りだしました。※ゴング前(試合開始前)のため反則裁定ではない。

3月にはNEVER王者のオスプレイからも3カウントを奪い、挑戦権をアピールし、レスリングどんたくの初タイトルマッチでジェフ・コブを下し令和初のチャンピオンとなりました。後藤から奪った際には「楽な相手としか防衛戦をしない」と発言していたにも関わらず、ここでは「戦いたい相手がいるんだよ」と、ニュージャパンカップで敗れた石井智弘を指名。惜しくも敗れたが雪辱を忘れないレスラータイチの意地を見ました。

8月のG1に初出場した際には、一番の歓声を集め、NEVERを奪われた石井智弘には真っ向勝負で3カウントを奪いリベンジを果たした。このとき実況で「川田が乗り移った~!」と叫んだ野上アナは解説のライガーに「乗り移ったんじゃねぇ!タイチが凄いんだ!」と生放送中にも関わらずガチギレされていました。まだの人はチェックしてみてください。僕的には2019年G1クライマックス公式戦のベストバウトです。

G1でNEVER王者にも、インターコンチ王者の内藤にも勝利したので挑戦権はあったのですが、イッテンヨンまでは特別に動くことはなくジェイに敗れた内藤とシングルマッチをしただけでした。

ジュニア上がりが頂点を極める日は近いかもしれない

ジュニアで活躍していた選手がIWGPヘビーのタイトルを掴むのは容易ではないです。あのライガーやプリンスデビット、飯伏幸太ですらIWGPヘビーのベルトは巻けていません。

恐らく藤波辰巳と内藤哲也ぐらいではないでしょうか?内藤はジュニア時代にジュニアタッグのチャンピオンになり海外遠征後にヘビーに転向して後にIWGPヘビーを獲っています。

ジュニア戦士がヘビーに転向して活躍するのはいかに大変か、井上亘やミラノコレクションもヘビーに転向したが、ヘビー級の戦いに身体がダメージを負い過ぎて早期引退に追い込まれたといっても過言ではありません。

しかし、タイチはヘビー級と真っ向勝負ができるほどの打たれ強さと攻撃力を兼ね備えています。

今回のオカダとのシングルマッチもタイチの今後を占う一戦となるでしょう。オカダは紛れもなく世界最高峰のプロレスラーなのでシングルマッチで善戦もしくは勝利した際にはニュージャパンカップでの活躍も期待できますね。

愛を捨てた聖帝が王道を歩んで頂点に君臨する日も近いかもしれません。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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