英国でのRoyal Quest大会でオカダの持つIWGPヘビーのタイトルに挑戦し、惜しくも敗れた鈴木みのるがやってくれました。
9月6日後楽園ホールで自身の試合の入場時に、サムライTVの解説席に座っていた獣神サンダーライガーを襲いました。さすがプロレス界の王です!やってくれました。これは誰もが予想しなかった展開なのではないでしょうか。
入場時にライガーを襲う鈴木みのる
この日のメインは「棚橋弘至&田口隆祐vsザック・セイバージュニア&鈴木みのる」でした。普通なら大分大会での棚橋とザックの前哨戦だけにとどまる試合のハズでしたが…。
そもそも、この組み合わせの場合は鈴木みのるのテーマ曲「風になれ」がかかるはずなのにザックの入場曲でザック1人だけが入場してきました。
そして、ザックがリングに上がろうかというところで、鈴木みのるが解説席の後ろ側から走って入場してきました。通常、その通路はアリーナ席のお客がロビーに出るときに使うもので、選手の入退場時には使われない通路です。
そしてそのままタオル?っぽいもので首を締めながら、パイプ椅子でライガーを殴打。
リング上に引き上げて、スリーパーからの…
椅子の上にゴッチ式パイルドライバー!
ライガーはグロッキー…。
Road to DESTRUCTION 3日目!
第8試合タッグマッチ! @tanahashi1_100 & @taguchiryusuke 🆚 @zacksabrejr & @suzuki_D_minoru!
突如鈴木がサムライTV実況席に座っていた@Liger_NJPWを襲撃!
そしてリング上でライガーをK.O.!
登録&視聴👉https://t.co/8jirAQSv5A#njpw #njpwworld #njdest pic.twitter.com/Pj6Cyc805Q— njpwworld (@njpwworld) September 6, 2019
話題の中心にいるのは鈴木みのるである
正直、上半期は鈴木みのるはいいところが無かったです。タイトルにも挑戦しなかったため、新日本プロレス内における立ち位置が微妙な感じでした。ライガーを襲ったことで、全試合の中で一番のインパクトを与えてくれました。
実況でも言われていましたが、一日前の試合で「そろそろ火をつけるか…」と言っていました。まさかライガー狙いだったとは…。
でも、4月に鈴木みのるはライガーを一度挑発しています。
結局この後は、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26が始まったり、クリス・ジェリコやジョン・モクスリーが来たり、鈴木みのるがG1に選出されなかったりと、なかなか2人が絡むことはなかったのですが…。IWGPヘビー級選手権で負けた直後にすぐに標的を変えて話題をかっさらうなんてね!
やはり鈴木みのるはプロレス界の王でした。鈴木軍解散か?なんて思っていたのは恥ずかしいです。
試合後のコメントでは
「もう、夏も終わったな。だからか?おい、お前の火は消えたのか?このまま消えるのか?(中略)終わりなら終わりでもいい。さっさと辞めちまえ。今日があいつの引退する日だ、ハハハ。俺たち鈴木軍…イチバ~ン!」新日本プロレス公式サイトより
と挑発するコメントを残して去っていきました。これは2人のシングルマッチが組まれるかもしれません。
2020年のイッテンヨン東京ドーム大会で引退を表明しているライガー選手ですが、引退試合の相手はいまだ決まっていません。このタイミングで鈴木みのるが仕掛けたのですから、狙いは10月の両国国技館大会で組まれる可能性が高いです。
再戦の約束が果たされる日まで待ちましょう。