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【新日本プロレス】なぜリマッチ批判があっても繰り返されるのか?

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今、新日本プロレスファンの間ではリマッチついて様々な意見が飛び交っている。賛成の意見もあれば批判的な意見も飛び交っている。

スマホとSNSを駆使して選手個人のアカウントに批判的なメッセージを送るのか?こんなにリマッチに対する否定的な意見があるなら、いっそのことリマッチを辞めたらいいのではないか?と、考えがちだが、リマッチを止めると新日本プロレスはつまらなくなってしまうだろう。

G1終了後の秋からイッテンヨン東京ドーム大会までG1のリマッチが繰り返されます。飯伏とKENTA、内藤とジェイ、後藤と鷹木、棚橋とザックなどなど、リマッチ地獄と批判を浴びてもおかしくないのですが、新日本プロレスはリマッチを止めません。

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新日本プロレスでリマッチする意味とは?

リマッチは簡単に言うと「もう一度闘う」ことなのだが、敗者の方からの提案が多い。つまり「納得いかないからもう一回やらせろ!」ということだ。当人は負けたので悔しさが募り、リマッチを希望するわけだが、ファンにとっては同一選手同士が試合をするので”新鮮さ”が薄れてしまうので、批判的な意見が噴出するのである。

ただ、僕は30年ほど新日本プロレスを見続けている。リマッチに関しては慣れっこであるし、リマッチを繰り返すことで新日本プロレスは大きくなってきたと思う。

長州力と藤波辰巳の名勝負数え歌もしかり、武藤啓司、蝶野正洋、橋本信也の闘魂三銃士による覇権争い。新日本プロレス暗黒期からV字回復した中邑真輔と棚橋弘至のライバルストーリー。などなど、リマッチはずっと前から繰り返されているものです。

注目して欲しいのは”V字回復”の底のときはどうだったのか?という点です。

誰かれ構わず挑戦していたら大変なことになった

当時はK-1やPRIDEの総合格闘技ブームに押されプロレスの人気は低迷気味でした。そこで新日本プロレスも危機感を感じ、「アルティメット・ロワイヤル」という伝説の暗黒興業を行ったこともあった。

アルティメット・ロワイヤルは東京ドームで行われ、総合格闘技ルールとプロレスの試合を一緒に行ったため、ぶっちゃけよく分からないまま試合は始まり、終わりを繰り返していました。

確かアントニオ猪木二世”LYOTO(リョート)”が参戦ていましたが、どこいっちゃんたんだろ…。総合の試合って単調でつまらない試合も多く、更には同じリングで同時に二試合行われたりして「どこ見ていいか分からない」と解説者たちにも言わせた新日本プロレスの黒歴史です。

それまでは新日本プロレスの選手が総合格闘技に出向いていたのですが、総合で活躍していた選手を新日本プロレスのリングに上げ始めました。しかもタイトル戦に絡めるようになりました。

本来IWGPヘビーのタイトル挑戦は超敷居が高いはずです。ただ、大晦日でジェロム・レ・バンナを破った安田忠男が前例を作ってしまいましたね。その勢いでベルトに挑戦しチャンピオンになってしまいました。

ただ、当時安田は中堅レスラーの1人であったため、メディアに持ち上げられて一時的には活躍したものの、すぐに前線から撤退してしまいました。それからはボブ・サップが挑戦しチャンピオンにもなりました。

ちょうどこのころですかね中邑真輔の「一番すげぇのはプロレスなんだよ!」発言が出たのは…。

その後、WWEを辞めたブロックレスナーが挑戦者に抜擢されあっさりチャンピオンになり、一度も防衛戦を行うことなく、最終的には防衛戦をボイコットしてしまい、IWGPの権威はアメリカに行ってしまったばかりか地に堕ちてしまいました。

当時は目先の話題のある選手ばかりに挑戦させており、真の実力を持っていない選手間でベルトが短期間で移動しまくっている時代は暗黒時代でした。それを考えると1人のチャンピオンがタイトルを持ち長期政権を築くことは、現在の新日本プロレスの人気、売上を考えても正しいことを証明している。

一番のリマッチはインターコンチを争っていた中邑真輔

リマッチを繰り返していたのは現WWEの中邑真輔のインターコンチをめぐるリマッチ権の行使なのではないか?

中邑真輔はIWGPインターコンチを白くした際に、「ベルトの価値を上げる。IWGPヘビーと同等、それ以上まで持っていく」と発言した通り、異常な執着をみせ3年間で5度も戴冠している。中邑以外に4人のチャンピオンが生まれているのだけど、全員中邑に勝ってチャンピオンになり、中邑に負けているのである。

これは中邑がインターコンチ路線から撤退すると、IWGPヘビーしかいくところなくなるとIWGPヘビーが飽和状態になってしまうので、ベルトが2本あるのはちょうどよかったのかもしれません。

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新日本プロレスでリマッチをするメリット・デメリット

ここではリマッチに対するメリット・デメリットを紹介します。デメリットばかりが目に付くリマッチだが、実はいいところもいっぱいあるのです。

プロレスにおいてリマッチをするメリット

繰り返し試合を行うことでレスラー同士に因縁が生まれやすくなったり、試合内容が濃くなることが多い。短期間でのリマッチだとレスラーも同じことをするわけにもいかず、試行錯誤の上の新技や返し技が披露されプロレスの奥深さが生まれる。

昭和の時代だと藤波vs長州の”名勝負数え歌”が有名だろう。

オカダ・カズチカがチャンピオンになった2012年から棚橋と繰り返しリマッチが行われている。オカダを新しいスターにするために棚橋がオカダを育てたと言ってもいいくらいである。おかげでオカダは永田や中西など第三世代との抗争なんかふっ飛ばして一気にスターになりました。

特定の選手間で抗争や因縁を生み出すことで、ファンが期待する黄金カード(棚橋vs中邑など)を温存できる。するとファンは勝手に想像し、黄金カードを期待して会場に足を運ぶのだ。

プロレスにおいてリマッチをするデメリット

リマッチの最大の弱点は「飽きる」ということである。誰しもが分かっていることで、「え~、また?」「もういいよ」と試合に対しての新鮮さが失われてしまう。長期的なマンネリは防げるが、短期間でのリマッチでは「またか…」と少々気持ちが萎えるのも事実である。

新日本プロレスの棚橋vs中邑という黄金カードが乱発されたときがあったが、リマッチのルーティーンに入り、インターコンチを争っていたのはちょっと残念だった。

2019年ではオカダvsSANADAである。3月のニュージャパンカップ決勝、5月福岡でのIWGPヘビー級戦、8月G1クライマックス、10月IWGPヘビー級戦、と2019年だけでシングルマッチも4回目である。G1以外のタイトルがかかっている試合は全てオカダが勝利している。(10月のIWGP戦もオカダが勝つと予想します)

関東では初!とか東京ドームのメインのカードが地方で見れるよ!と宣伝するが、現代日本のインターネット環境、ニュージャパンワールドがあるので首都圏、地方は関係なくリアルタイムで試合やストーリーを追えるので、正直あまりそそられない。

”最強”と言う名の呪縛で挑戦者が限られてしまう。

以前、オカダがIWGPの挑戦者や戴冠者がマンネリ化していることについてどう思うか?とインタビューを受けていた際の答えが、「いいんじゃないですか?そもそもそんなに簡単に挑戦できるものなんですか?」返していたことがあった。

確かに、誰にでも挑戦が認められたらベルトの価値を下げてしまうだろう。

ただIWGPジュニアにおいては結構移り変わりが激しい。ジュニアはよくてヘビーはダメということはないだろうが、”挑戦に見合った若手がいない”ということだろうか?

リマッチを繰り返すよりフレッシュな方向転換を

現在、世界第2位のプロレス団体にのし上がった新日本プロレスだが、各ベルトやタイトルに絡むレスラーをバラエティ豊かにして、みんなで争うところも見てみたい。

確かに、干物のように噛めば噛むほどいい味は出るかもしれないが、老舗ファンは喜んでもこれからの新規ファン(若い世代の人達)にとってはとっつきにくい案件にならないだろうか?

盛り上がったプロレス人気を更に爆発させるために、新たな展開を望むばかりです。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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