6月5日、棚橋弘至の復帰戦は黒星でスタートした。
丸め込みで敗れて悔しがる棚橋。4月6日にマディソン・スクエアでザック・セイバーjrに負けて左ひじの怪我で約2カ月休養してからの復帰戦でした。
5月4日「レスリングどんたく」で復帰宣言した際に、ジェイ・ホワイトの乱入で「列（後藤）の後ろに並んでいろ！」と、順番待ちを言い渡された後に、棚橋がTwitterでつぶやいたことが発端になっていました。
帰宅。改めて思う。順番待ってるやつに、順番は回ってこないよな。
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) May 4, 2019
これには多くの方が共感しましたが、一方で「まだ早い」「もっとゆっくりしたほうがいい」などのコメントも寄せられ、棚橋自身はイライラしていた気持ちになっていたことを煽りVで告白しています。
棚橋弘至の身体のコンディションはエースと呼ぶにふさわしいのか？
NJPWWORLDで観戦したのですが、棚橋は結構身体を絞ってきたようにみえました。
ロープに振られた際も軽快に走っていたので膝の調子は良さそうでしたね。ただ、2カ月ぶりの試合なので連続するG1や地方巡業になると身体の負担は避けられぬものとなるため、走るのも辛くなってくるかもしれません。
が！棚橋弘至は断言しました「万全です！」と。
じゃあ、万全だね。とファンは信じるしかないでしょう。
そして順番待ちの最後尾いた我らが殿は修行の旅に出ており「探さないでください」とコメントを残し、レスリングどんたくを最後に姿を見せておりません。
と、なるとジェイが言った順番の列があるとすればぐちゃぐちゃになっており、もはやだれが一番前にいるか分からない状態です。
下々の者が「俺が前だ」「お前は並び直せ！」と小競り合いをしているさなか、クリス・ジェリコがIWGPに挑戦してしまいますしね。順番の列なんか関係ない世の中なんですよね。
過去の男だからこそできる順番飛ばしの剛腕
ジェイは棚橋を「過去の男」と斬って捨てました。
しかし、過去の人間だからこそ人々の記憶に残っており、伝説になっています。過去の実績があるから口出しできるんですよね。クリス・ジェリコも過去の人間ですが、ひょいっと挑戦できたのはそういうわけではないでしょうか？
しかも、プロレスの世界では言ったもん勝ち！リングに上がったもん勝ち！的な空気がありますよね。思い起こされるのは2012年のイッテンヨン東京ドームのメイン終了後にチャンピオン棚橋の前に立ったのは…海外武者修行から帰ってきたオカダ・カズチカでした。
昔の棚橋も同じようなこと言っていますね（笑）。でも、オカダはこのまま試合で勝って史上最年少のIWGPチャンピオンになりました。
復帰戦に負けた棚橋がエースに返り咲くには！
正直、復帰戦では負けてしまいエースに本格的に返ってきはいないのですが、ここはG1クライマックスの連覇！で返り咲いてもらいましょう！
G1優勝者の副賞でもらう「東京ドームでのIWGPベルトへの挑戦権」を奪い取りましょう！
この「東京ドームでのIWGP挑戦権」が発生した2013年のG1以来、G1優勝者から挑戦権は移動していません。”挑戦権利証マッチ”はイッテンヨン東京ドーム大会まで2試合ほど組まれることが予想されますが、この2試合目（11月3日の両国？）に棚橋が勝てば、そのまま東京ドームのメインへの道が開きます。
いままで動いたことのない歴史を動かすのはエースしかいないと信じて…。
