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最もプロレスラーらしいプロレスラー中西学が引退について

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新日本プロレスの”野人”中西学選手が引退を発表した。

中西選手と言えばTwitterで#モンスターモーニング で御馴染みであるが、第三世代の中でも最初に頭角を現してきたことでも有名である。

 モンスターモーニングとは巡業先のホテルの朝食バイキングで、とてつもない量を食べることから”モンスターモーニング”と異名が付きました。皆さんもホテルに泊まった際はモンスターモーニングに挑戦してはいかがでしょう。

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中西が頭角を表したのは1999年のG1クライマックス決勝

1999年ごろといえば新日本プロレスでは蝶野正洋と武藤啓司、橋本真也の闘魂三銃士の次の世代の活躍が期待されており、中西は第三世代と呼ばれる永田裕志(2001年優勝)、小島聡(2010年優勝)、天山広吉(2003、2004、2006年優勝)をよりも先に(1999年)に優勝しました。

中西選手は武藤啓司のように華麗な技を出すわけでもなく、蝶野正洋のようにカリスマ性があるわけでもない、どちらかというと昔から不器用な選手だったように感じていた。

アルゼンチンバックブリーカーをフィニッシュホールドにする数少ないレスラーで、力強さは群を抜いていた。

新日本プロレスでも数少ないオリンピック出場選手であり、レスラーとしてパワーに全振りしたような体型と不器用なファイトスタイルとワイルドさに魅了された人は多いのではないでしょうか?

IWGPヘビーにはなかなか手が届かなかったのだけど、2009年の5月に後楽園ホールで棚橋弘至を破ってIWGPヘビー級チャンピオンに輝いたときは当時テレビで観戦していた僕も泣いた。

感動しすぎて、彼女に「この試合を見てくれ!」と言って無理矢理見せて2回泣いた。

このタイトルマッチもメキシコからの大物レスラーが挑戦予定だったけど、急きょ来日できなくなり代わりに中西が挑戦だった記憶がある。近年は大きい会場でしかIWGPヘビーのタイトル戦は組まれなくなってしまったが、この日の後楽園ホールの爆発力は凄まじかった。

大☆中西ジャーマンで棚橋の肋骨が折れ、その勢いのままアルゼンチンバックリーカー、ヘラクレスカッター、ジャーマンスープレックスでフィニッシュだったと記憶している。

NJPWWORLDでの放送を期待しているのだが、残っていないのだろうか残念である。

会社としても予定していなかった王座移動だったのか、初防衛戦ではあっさり棚橋にベルトを奪われて防衛0だったが、野人が遂に頂点を獲ったことで俄然第三世代も勢いを増した時代だった。

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2011年の大きな怪我

ただ2011年の6月に大きな怪我を負うことになりました。確か井上亘選手のジャーマンだったと思いますが、首からマットに刺さり「中心性脊髄損傷」と診断が下りました。

最悪は寝たきり、良くて車いす生活という状況から手術とリハビリで驚異の復活を遂げマットに戻ってきました。

しかし、復帰後は動きがあまり良くなく自分の理想の動きはできなかったことで引退を決めたそうです。

個性爆発の中西学の最後の相手は誰に?

中西選手は引退試合で戦いたい相手は?と記者に問われ「新日本プロレスが組んでくれる相手なら誰でも」と言ってました。

それほど新日本プロレス愛が強い選手の最後の試合相手は誰になるでしょう?

直近の引退試合でいくと獣神サンダーライガーの引退試合は新日本プロレスジュニアの生え抜きである髙橋ヒロム、怨念坊主飯塚高史の相手はタッグマッチながらも友情タッグを組み、裏切り劇を繰り広げた天山広吉でした。

順当にいくと第三世代とのタッグ戦になるかと思いますが、永田選手とのシングルマッチも面白そうですね。

野人の咆哮が聴けなくなるのは寂しいですが、引退する日まで応援したいと思います。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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