最近、若い女性を中心に盛り上がりを見せているプロレスですが、
プロレス業界の盟主”新日本プロレス”のエースにして時代の中心にいる男”レインメーカー”オカダ・カズチカの魅力について書いていきます。
オカダ・カズチカのプロフィール
オカダ・カズチカ 1987年11月8日生まれ、血液型はA型で本名:岡田 和睦(オカダ カズチカ)
身長191cm、体重107キロ
出身地:愛知県安城市
オカダ・カズチカのキャッチフレーズ「レインメーカー」とは?
プロレスラーには1人1人キャッチフレーズが付いています。オカダ・カズチカのキャッチフレーズは「レインメーカー」です。
”レインメーカー=リングにカネの雨を降らせる男”という意味です。
どうしてレインメーカーになったかというと、今でこそ人気が増してきたプロレス業界ですが、2000年代は”プロレス暗黒の時代”と言われるほど観客動員、売上、人気が低迷していました。その低迷期を支えていた選手が「棚橋弘至」です。
棚橋選手は試合終了後にリング上のマイクパフォーマンスで「会場の皆さ~ん、愛してま~す」と叫ぶのが恒例となっていました。”愛を叫ぶ”棚橋選手に対抗して”カネの雨を降らす”オカダ・カズチカ選手という「愛」VS「カネ」という分かりやすさから”レインメーカー”となったのではないかと推測されます。
オカダ・カズチカ選手の入場時にはお金(レインメーカードル)が上空から降ってきますし、試合に勝利したときは「カネの雨が降るぞ~」というマイクパフォーマンスがキメ台詞となっています。
こちらは試合後のマイクパフォーマンスです。
オカダ・カズチカの3つの魅力とは?
キャラ設定が分かったところで、”オカダ・カズチカ”ファンのうちの妻に魅力を聞いてみたところ大きく3つあるということなので、オカダ・カズチカ選手のマイクパフォーマンス風にご紹介します。
1つ!他のプロレスラーに比べてスタイルが良い!
プロレスラーの体型ってゴリラみたいな感じばっかりかと思っていたけど、オカダ・カズチカ選手はスタイルがいい!
確かに身長191㎝はプロレスラーの中でも高身長になります。体型もいかにもゴリゴリなマッチョです!と言った感じではないところがいいみたいです。そして肌のツヤも外せないそうです(笑)
写真だけでは肌ツヤは伝わりにくかもしれませんが、試合中の汗で濡れている肌は輝いています。(このブログの最後に動画をご用意しました)リング上では四方を観客に囲まれて隠す箇所はありませんし、新日本プロレスでは「カネの取れるカラダにしろ」というルールもありますので商売道具としてトレーニング以外にも気を使っているかもしれません。
そしてうちの妻が最も支持しているのが”イケメン”であるということです。
これまでのプロレスラーは”ゴツい””怖い””デカい”のイメージが強かったのですが、最近ではイケメン選手も増えてきました。オカダ・カズチカ選手もその筆頭であることは間違いないでしょう。妻曰く、「笑顔がカワイイ」とのことです。
2つ!デカいのに運動神経が抜群!
身長が大きい人ってどことなく運動神経が鈍そうなイメージありませんか?プロレスラーも大きい選手だと飛んだり跳ねたりはあまりしませんが、オカダ選手は運動神経が抜群です。
50メートルを5秒94で走る
プロレスラーは足が速いイメージは全くありませんでしたが、オカダ選手はレベルが違います。走っている場面は2分ほどから視聴するとサクッと見れますよ。
見ました?速いですよね~。普段の練習の賜物でしょうがプロレスラーは「デカくて素早くない」のイメージを壊してしまいました。
ドロップキックの打点が高い
プロレスにはドロップキックという「マットからジャンプして両足を揃えて蹴る」技がありますが、オカダ=ドロップキックというイメージが付くぐらいオカダ選手は得意技としています。他の選手も使いますが、オカダ選手のドロップキックの特徴は打点(足が当たる箇所)が高いです。
素人がやるとこんな感じで1mも跳べているか?どうか?というところです。
プロレスラーがやっても相手の胸ぐらいの高さが普通です。これで1m60~70cmぐらいですね。
オカダ選手のドロップキックです。技を受けているの選手は棚橋選手で身長が181cmで、それを上から打ち下ろす感じで跳んでいるので190㎝ぐらいは跳んでいるんじゃないでしょうか?
体重100キロ超えている人が190cmぐらい跳べること自体凄いですよね。まさに全身がバネのような跳躍力。これまでのプロレスはデカい男がパワー任せに暴れるって感じでしたが、最近のプロレスは華があります。
リングから場外にも跳べます。実はこの身体能力の高さから入門当初は「飛べるジャイアント馬場」にしようか…なんて噂が立つぐらいだったそうです。
3つ!特にありません…と言いたいところだが…
プロレスラーとしての生い立ちや華のあるポーズ、マイクパフォーマンスが人気です。
プロレスラーになるまでが凄い!
オカダ選手はは小学校5年生までは安城市に在住していたが、母の郷里である長崎県五島列島の自然に引かれ、そこに住みたいと自分で決めて1年半の間「山村留学」として同地に住み中学入学と同時に安城に戻ったそうです。Wikipediaより
小5で親元離れます?しかも自分で言い出すって凄いですよね。このように性格は頑固で一途です。
15歳で中学を卒業してからプロレスラーになるためにプロレス団体「闘龍門」に入門しました。このときに先輩たちはオカダ選手を辞めさせるために、相当キツイ練習をオカダ選手に課したそうです。
オカダ選手は”中卒だから他に行くところがない…”と考えていたため過酷な練習をこなし15歳でデビューしました。そのまま15歳でプロレスの本場メキシコに修行にいきました。15歳でメキシコって…サッカー界のレジェンド三浦知良選手が15歳でブラジルに行ったのと同じ年ですから、常人には真似できないですね。
スターとしての華がある
プロのスポーツ選手ってそれだけでも凄いんですけど、その中でもスター性のある人いわゆる”華がある中心選手”となるような人。例えば、サッカー界では本田圭佑選手、三浦知良選手、プロ野球では大谷翔平選手、フィギアスケートでは羽生結弦選手、ゴルフ界では石川遼選手とかですね。
オカダ・カズチカ選手もプロレス界を代表とする華のある選手です。しかし、完全無欠故にレスラーとしての”味”がないとの声もファンの間からはしばしば聞こえます。
レスラーとしての”味”は苦労や挫折、経験を乗り越えてこなければ出てこないものだと思いますので、”味”が出てくるのはもう少し先になるのではないでしょうか?レスラーの”味”という部分では先日紹介した内藤哲也選手の方があるでしょう。内藤選手を紹介した記事はコチラ➡”制御不能な男”内藤哲也・報われない男から学ぶ諦めない心
マイクパフォーマンスが人気
海外修行凱旋後に”レインメーカー”として一躍トップに躍り出たオカダ・カズチカ選手ですが、当初はマイクパフォーマンスがあまり上手じゃありませんでした。
プロレスは試合内容の盛り上がりも大切ですが、マイクパフォーマンスでのアピール力もファンの心を掴むのに外せない要素でしたが、すぐに上達するものでもありません。ここでオカダ選手のマイクパフォーマンスが上達するまでに助けてくれたのが”外道”(げどう)さんです。(写真右のバンダナが深すぎる人)
このように、マネージャーとしてオカダ選手の代わりに試合後にマイクパフォーマンスを行っていました。最初の頃は”外道”さんが9割ぐらい喋っていたのですが、最近ではオカダ選手だけが喋ったりするケースもあります。
昔は喋りがあまり上手じゃなかったオカダ選手が多用していたフレーズが「特にありません」でした。
今でもオカダ選手のキラーフレーズとして、マイクパフォーマンスの一部にお約束として組み込まれています。初めのころは喋れなかったのが、成長してきたところも妻的には”カワイイ”とのことです。
まとめ
他のプロレスラーと比べて”レベルの違う”選手であるオカダ・カズチカ選手。
若くて華がある21世紀型のプロレスラーとして注目を浴びています。
オカダ選手のドロップキックの動画がありましたので紹介しますね。対戦相手は身長2mあります。