新日本プロレスで今一番注目を浴びるニュースは「ジェイ・ホワイト退団か?」になるだろう。
個人的な見解だが、ジェイ・ホワイト選手は退団しないだろう。理由は色々あるけど、ちょっと安心材料としてニュージャパンカップのポスターにジェイ・ホワイト選手が掲載されていたからだ。
【3.14尼崎大会(ベイコム総合体育館) ポスター完成!】
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「NEW JAPAN CUP 2021」
3月 14日(日) PM4:00 GONG!
ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)#njpw #njcup #尼崎 pic.twitter.com/CoYpCKoFDR— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) January 13, 2021
契約がこじれている選手をポスターで刷らないと思うので、退団はしないでしょう(多分)。ただ、東京ドーム後のコメントを見て心配になった人も多いですし、僕もその中の1人です。東京ドームをきっかけに何かが変わるかもしれません。
バレットクラブリーダー問題?
2020年の夏にEVIL選手がロスインゴを裏切ってバレットクラブ入りしてから、バレットクラブはいまいち一つになっていません。リーダーがはっきりしていないからです。もともとのリーダーであるジェイ・ホワイト選手か?と思いきや、EVIL選手はジェイ・ホワイト選手な成しえていない二冠王者になりました。
未だ一騎打ちはないですが、年末でタッグを組んだ時はジェイ・ホワイト選手がリーダーっぽかったです。ただEVIL選手もスムーズにウルフパックをしなかったりと、完全に下についたわけではないぞ!という態度に見えました。
奇しくもバレットクラブのリーダーはAJスタイルズ以降、IWGPヘビーのベルトを巻いています。ただ、リーダー以外はIWGPヘビー級チャンピオンには戴冠していません。
順序的にはジェイ・ホワイト選手、EVIL選手ですから、EVILがバレットクラブの新しいリーダーなイメージですが直接対決をしたわけではないので、もし退団せずにニュージャパンカップに臨むのであれば直接対決でケリをつけるべきではないでしょうか?
それともロスインゴのごとく「リーダーはいないスタンス」に変化していくのかもしれません。
挨拶もなしに新日本のリングを去らないだろう
過去に新日本プロレスからWWEに挑戦していったレスラーは数多くいます。中邑真輔、KUSHIDA、プリンス・デビット、AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、ケニー・オメガなどなど…。
この中でも新日本プロレスを退団する際に、ファンに挨拶なしに辞めていったのはケニー・オメガとその仲間たちだけでした。ケニー選手は己のやりたいプロレスをもっと昇華させるために、賛同していた仲間も一緒に新日本プロレスを退団させ、自らアメリカで新団体を立ち上げました。
中邑真輔、KUSHIDAは壮行試合が組まれましたし(KUSHIDAの際は特別シングルマッチ)、AJスタイルズやカール・アンダーソン、ドク・ギャローズはリング上でファンに一礼をし、コメントで新日本プロレスや日本のファンに対して感謝の意を述べました。
ジェイ・ホワイト選手はどうでしょうか?「青い目のヤングライオン」と言われ外国人でありながら新日本プロレスの寮生で這い上がってきた生粋の新日本プロレスレスラーです。大事に育てたレスラーをファンに挨拶もなしに辞めさせたりはしないと思います。
ジェイ・ホワイト選手は世界的に見ても魅力的なレスラー
ジェイ・ホワイト選手はプロレスラーとしてのIQが非常に高いと思います。派手な技や身体的に優れた飛び技を使うわけでもないですが、緩急を自在に操り、少ない技数で勝利を納めることができるレスラーです。
ですから、誰とやっても面白い試合になります。実際にSuper J-CastではWWEに移籍する確率は50%だという情報もあります。
Several sources have indicated there is some doubt whether Jay White will extend his NJPW contract, rumoured to be up at the end of the month. WWE are believed to be making a strong play for him and it’s 50/50 whether he stays or goes.
— Super J-Cast (@thesuperjcast) January 8, 2021
ニューイヤーダッシュのイッテンロクでは、石井選手の垂直落下式ブレーンバスターでピンフォールを奪われたジェイ・ホワイト選手。その後ノーコメントだったので心配する声も上がっていますが、すぐに立ち直ることでしょう。
たった8年か… 立ち直り方教えてやろうか?#自虐 #17年目 #neversurrender #水道橋の父
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) January 6, 2021
※1/15追記
どうなんでしょう?レスラーや解説がコメントで触れているから一安心。といった意見もありますが、ベビーターンするならばいちいちプロフィール消さずに、リング上で魅せた方が面白いと思うのです。
過去にもユニットを裏切る際には前フリがありました。内藤選手がケイオスを抜けるとき、ロスインゴに入るとき、髙橋裕次郎選手がケイオスを抜ける時、などなど、プロレスには必要なストーリーではないでしょうか?
よく言えば”ベタな展開”、悪く言えば”マンネリ”ですが、ユニットの脱退やヒールターンは”お客さんに分かりやすく魅せる”ことを大事にしているのがプロレスです。
外道選手がTシャツ変えた…、とかは匂わせなんでかね?それともガチなんですかね?
いずれは本人の口から説明があることを期待しましょう。