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SANADAがオカダに勝ったけどロスインゴに残るべき理由

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8月3日の大阪大会メインイベントで遂にSANADAがオカダから初めて勝利しました。

 今までSANADAはオカダ相手に6連敗中でした。最後に負けたのは2019年の5月のレスリングどんたくでのIWGPヘビー級選手権でしたが、あれからちょうど3カ月後に遂にリベンジを果たしました。

「やっと、やっと、ライバルに勝ちました(中略)。本当のことを言うと(場内どよめき)、去年、ここ、この会場、大阪でライバル、オカダ・カズチカに負けたので、大阪が嫌いでした。が! 今日を境に日本で一番、ここ大阪がメッチャ好きやねん(場内大歓声&拍手)。オイ! 大阪! シー・ユー・ネクストタイム!」新日本プロレス公式サイト

あえて”ライバル”という単語を使ったSANADAの遊び心が相変わらずかっこいいですね。

オカダに初勝利したということで、以前から、「SANADAはロスインゴを抜けて本隊に入るべき」という意見を耳にします。

 飯伏も本隊合流を望んでいるようですね。ただ、私はそうは思いません。SANADAはロスインゴにいるから輝いているのでしょう。

この日の大阪大会でオカダが勝利してしまえば、EVILや棚橋のリーグ突破の芽もなくなってしまうのでSANADA推しが多かった印象です。人気も急上昇中なのですが、それでもロスインゴを抜けない方がSANADAにとってはいいことだと思います。

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ロスインゴを抜けない方がいい理由:SANADAは多くを語らないキャラクター

SANADAは多くを語りません。試合で自分のプロレスを表現するレスラーです。どちらかというと石井智弘に似たタイプだと感じています。飛び技もグラウンドも器用にこなすSANADAとあえて技数を絞り無骨な試合を魅せる石井と共通点は少なく見えるのですが、意外と試合はかみ合います。

この二人はあまりコメントを残すタイプではないのでユニットのリーダー(CHAOSならオカダ、ロスインゴなら内藤)の横にいるタイプって印象なのです。これから変わっていくかもしれませんが…。

ですから、言い方は悪いかもしれませんが、”内藤をもっと利用して”からユニットを抜けることが正解な気がします。

そんなSANADAも内藤には勝利したことがありません。かねてからロスインゴは内藤がリーダーというわけではない!と内藤は語ってきていましたが、SANADAもEVILも内藤からは勝利したことが一度もありません。

いつも同じユニットなので戦う機会もないのも原因のひとつではありますが、SANADAがシングルのタイトルを取ったら変わるのかもしれませんね。

今はインターコンチも内藤が持っていますが、今回SANADAがオカダに勝利したことで秋にIWGPヘビー級のタイトルマッチが組まれるかもしれません。SANADAがIWGPヘビー級チャンピオンになった場合、SANADAが「インターコンチのタイトルを持っている内藤を指名する」ケースも考えられます。

なんせ2020年のイッテンヨンはイッテンゴと2日連続です。

ぶっちゃけ、レスリングどんたくのように初日はインターコンチのタイトルマッチ、2日目はIWGPヘビーとタイトル戦を分けていては集客は望めない気がしまう。2日連続でタイトルマッチやるのも面白くないでしょうか?

SANADAは公式戦でEVILに敗れていますのでEVILと争うことにもなるかもしれません。楽しみは広がるばかりです。SANADAがEVIL、内藤、鷹木に勝利する日まで、「真田」になるのは先でいいかもしれません。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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