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NEVERを見る男鷹木とNEVERの先を見る男棚橋のイデオロギー

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NEVERのタイトルを巡っての前哨戦がすさまじい。もともと両者とも試合巧者で、駆け引き上手、試合後のコメントも秀逸ですから盛り上がらないわけないんですけどね。

ここにきてNEVERに対するイデオロギー論争が起きています。これを仕掛けたのは棚橋選手です。さすがというか、うまいですね。

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NEVERはあくまでも通過点とする発言がなぜ炎上しているのか?

NEVERへの挑戦者棚橋選手ですが、あくまでもNEVERは通過点というスタンスを崩しません。あくまでNEVERは手段であって目的ではない、ということです。棚橋選手の考え的にはNEVERを奪取し、目的である新日本プロレスの頂点での戦い、最強の証であるIWGPヘビーのベルトへの足掛かりにしたいということですね。

それに対して鷹木選手は、

 手段としてNEVER戦、目的は棚橋選手との初シングル(そして勝利)です。日本のプロレスラーで一番有名でプロレス業界のエース棚橋選手から勝利を奪えば、「棚橋をシングルマッチで倒した男」となります。最近はトップ戦線での活躍が少なくなってきた棚橋選手ですが、まだまだ影響力があるのはエースたる所以でしょう。

 ちなみに、このNEVERの先は見ていないのか?という発言に対しては鷹木選手はまだ応えていないままです。頭脳明晰な鷹木選手ですから、まずはタイトルマッチに全力を注いだ後に何らかのアクションがありそうですね。

ただ、この棚橋選手のNEVER軽視発言はプチ炎上中です。ただ、以前もこのような発言をした選手がいました。

そう7年前の内藤選手です。このG1クライマックス23を優勝した際のコメントでファンが内藤に対するアンチを爆発させました。

内藤「『G1』チャンピオンかもしれないけど、俺には借りがいっぱいあるんで。IWGP?オカダ・・・いや、その前に! まーずーは! NEVER(無差別級王座)、俺は、田中(将斗)から行きたいと思います」新日本プロレスHPより

「まーずーは!」のNEVER軽視発言でファンからの反感を買ってしまい、無事にNEVERは奪取しますが、イッテンヨンのメインを棚橋選手vs仲邑選手にファン投票で奪われました。この時のことを内藤選手は「俺がしょぼかったからだ」と後に語っています。

NEVERのタイトルは内藤選手が提唱してできた”若手のためのタイトル”だったのですが、その提唱者がNEVERを手段としているかのような発言がファンの怒りを買ったのでしょう。

イッテンヨンでもオカダ選手に敗れた内藤選手はその後、本隊に所属しているにも関わらずブーイングを浴び、タイトル戦にもほとんどからまず1年半ぐらい低迷していました。

そして「まーずーは」発言ののおよそ2年後にロスインゴベルナブレスハポンを立ち上げ、新日本プロレスの主役になりました。

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NEVER軽視発言は棚橋選手が自らを追い込むためのもの?

頭のいい棚橋選手なら、タイトルを軽視する発言をすれば炎上することなんてわかっていると思います。ただ、これは得意のイデオロギー闘争に持ち込み、自らをヒール側に寄せることでチャンピオンとの対立構造を激化し、自らを窮地に追い込む作戦ではないでしょうか?

このところトップ戦線から退いている棚橋選手のシングルタイトル挑戦はだいぶ久しぶりですが、もし、NEVER戦に負けるようなことがあれば浮上のきっかけがつかめません。外ならぬ棚橋選手はそれが一番わかっていると思います。年齢的にも体の怪我具合にしても、棚橋選手が今の新日本プロレスのトップ戦線に絡んでいくのは至極難しいです。

鷹木選手は”進退をかけろ”と発言していますが、棚橋選手はNEVER挑戦が決まったときからレスラー人生を賭けている気がしてなりません。

ここで棚橋選手が敗れてヒールターン…というのも「パパは悪者チャンピオン」の流れっぽくていいですけどね。1月30日のタイトルマッチが楽しみです。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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