KENTAさん、すいません。あなたは最高のプロレスラーでした。
過去にKENTAはしょっぱいとか、試合が盛り上がらないとかうだうだ言っていたことをあやまります。
しっかり因縁をつくってくれましたね!
突然の裏切りに場内は大ブーイング
8月12日G1クライマックス29決勝戦が行われる日の第7試合に石井智宏、YOSHI-HASHIらと「バレットクラブ(BULLET CLUB)」との3人タッグマッチに挑んだKENTA。
試合中盤で石井からのタッチを拒否するKENTA。
リングから降りるKENTAに怒る石井。
最後はブサイクヘの膝蹴りからgo to SLEEPを石井に撃ち込みバレットクラブの勝利。
その後、マイクを握って何かを喋ろうとしたKENTAに現在欠場中の柴田勝頼が襲い掛かりました。
柴田が攻め込んでいましたけど、最後は邪道の竹刀攻撃からスリーパー➡PKでKENTAが柴田を返り討ちにしました。
そして最後はあぐらをかく!
試合後の柴田が「俺がどれだけアイツを新日本のリングに上げるのに苦労したか」とコメントしていました。
今や新日本プロレスはKENTAレベルの選手ですら、「出たい」と言って出れるもんではないぐらい敷居が高いのです。新日本プロレスだってKENTAを出場させるなら枠が1つ使われるので、所属選手である真壁、YOSHI-HASHIの出場が断たれたことでの売上減のリスクを背負わなければなりませんでしたしね。
本来だったら「俺がどんだけ苦労したと思ってんだ?」と口にするはずのない柴田から出た言葉は重いですね。
この裏切りこそプロレスでありエンターテイメント!最高のヒールが爆誕!
最高でした!およそ2カ月前の大阪大会で柴田に連れられてG1に電撃参戦したKENTA。4連勝からの5連敗で成績はパッとしませんでした。
G1公式戦で飯伏、オカダ、棚橋、オスプレイに握手を求めて(棚橋は拒否)いたフェアプレーもフリだったと思うと最高です。柴田の身体の上であぐらをかいたときがこの日一番のブーイングでしたね。
気になるのは柴田が乱入したことで「柴田が復帰するのでは?」という噂が出てきたことである。
私は正直、復帰は推奨できないスタンスです。やはり命があってのモノダネで、柴田の愛弟子たちも第一試合から活躍していましたし、本当に無理はしないで欲しい。LA道場代表で後藤がいって欲しいところですね。
後藤は鷹木との和風対決に夢中でKENTAにかまっている暇はない!
後藤「鷹木!確かに昨日は俺の負けだ。だが、このままじゃ終わらねーよ。おい鷹木、ヘビーに転向するんだろ。俺にとっては好都合だよ。おい、勝ったままでは終わらせんぞ。絶対逃さねぇ、リマッチ組めよ!」新日本プロレス
殿は和風コスチュームで被っている鷹木を狙い撃ちしていますし、KENTAともそんなに因縁はないので絡む暇はなさそうです(笑)。試合後はタグチジャパンにスカウトもされていたみたいです。LA DOJO(ラ・ドホ)の修行はいったいどうなるのか?後半戦に期待しすぎず待ちましょう。
KENTAが裏切ったことでベルト戦線が一気に動く!
早速、NEVER無差別級に挑戦することが決まったKENTA。
これは一発で獲る可能性ありますね。ここでNEVERを獲れば新日本プロレスに残り続けられます。飯伏幸太が権利証かけての試合もするって言っていましたが、丸腰で挑ませるのか?ここのタイトルマッチも注目ですね。
それにしてもバレットクラブでしたら、いずれジェイとのタッグも見られるかもしれません。そのときは新日本プロレス史上最高のブーイングが生まれるかもしれませんね。楽しみです。