『G1クライマックス29』が絶賛開催中です。我らの殿こと”荒武者”後藤洋央紀は開幕戦で優勝候補のジェイ・ホワイトに劇勝しました。
しかし、その後はジュース・ロビンソンにあっさり負けてしまい、
「おや、修行の成果は?」
「後藤の修行成果は長続きしない、付け焼刃」(ライガー)
などと酷い言われようでした。
しかし、G1はまだ始まったばかり殿の成績も1勝1敗なので、まだまだ優勝の可能性もあります。殿の第3戦は「内藤哲也」でした。
後藤のコスチューム変化に早速くいつく内藤哲也
G1シリーズから後藤は入場時に「LA DOJO」のTシャツを着ています。
約2カ月間、盟友柴田勝頼の元で修行たので気持ちも新たにTシャツでの入場にしたのでしょう。早速、対戦相手の内藤が噛みつきます。
彼さ、最近良いTシャツ着てるよね。知ってる?あれスペイン語でしょ。スペイン語で“ラ・ドホ”って、読むのかな?(LA DOJOシャツのことだと思われる)新しいニックネームですか? ああ、でもインパクトのあるとても素晴らしい名前だと思いますよ。
LA DOJO(エルエードウジョウ)と読むところをスペイン語で”ラ・ドホ”と読んでニックネーム呼ばわりして挑発します。
以前にもこの二人は改名で揉めたことがあります。
2016年のイッテンヨンから内藤が後藤に改名しろ!とコメントしましたが、イッテンヨンでは後藤が勝利し、改名の件はうやむやになります。その後ニュージャパンカップの決勝で内藤と後藤は戦いますが、ここでは内藤が勝利し、リング上のマイクパフォーマンス中に「キャプテン桑名に改名しろよ!」と言い放ちました。
EVILとBUSHIらでストンピングの嵐を見舞っていたところをオカダが助けに入り、後藤はCHAOS入りすることになりました。
そこからタイトルはNEVERがやっとの後藤洋央紀とIWGPヘビーのチャンピオンになり、G1も制覇し、プロレス総選挙2年連続1位(3年目は2位)の内藤哲也ではかなりの差が開いてしまいました。
G1での内藤は狡猾かつしたたか
試合前はラ・ドホとバカにしたような挑発を繰り返しますが、いざ本番になるとしっかりと膝攻めをしてきます。
恐らくは後藤の”牛殺し”やフィニッシュの”GTR”も膝を使うために狙ってきたと思います。このあたりが内藤のプロレス脳が優れているところですね。
試合は終始内藤が攻めていたように感じました。後藤のパワー、スピードを内藤は手数でペースを握らせずに、全く危なげなく勝利しました。
「3戦目にしてやっと初白星? いつもの癖が出ちゃったよ。トランキーロ、あっせんなよ。まあ、とはいえ、3戦目の相手が彼で良かったよ。彼の名前、ちゃんとインプットしたよ。ラ・ドホ? ラ・ドホ?(LA DOJO Tシャツのこと) いい名前だね。まあ、彼の『G1』はもう終わったんでしょ? 残り何試合あるかわかんないけど完走目指してがんばってよ。俺なんかちょっとラ・ドホのファンになっちゃったかな? いい名前だと思うよ。皆さんもそう思うでしょ? 改名する時が来たんじゃない? だって現状を変えたいんでしょ? まずは名前から変えてみたらいかがですか、ラ・ドホさん(と言って、インターコンチのベルトをバックステージのイスに置きっぱなしにして控室へ)」
試合後は上記のようにコメントしました。3年前の改名事件のことをぶり返してくるしつこさが内藤哲也の真骨頂ですね。
後藤はラ・ドホに改名してロスインゴベルナブレスハポン入り?
ただ、まだタイチ、石井、モクスリーとビックな相手は残っていますので今後も見守りましょう。