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新型コロナの影響でレスリングどんたくのカードが未知の領域に!

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新型コロナウイルスの影響で新日本プロレスが中止を発表した「旗揚げ記念日」「NEW JAPAN CUP」~3月15日大会まで。

旗揚げ記念日では現二冠王者の内藤哲也と現IWGPジュニアヘビーチャンピオンの髙橋ヒロムの師弟対決に注目が集まっていたが、これも流れてしまった。

2005年から続く「NEW JAPAN CUP」は毎年新しい顔が躍進するいいトーナメントだ。実は我らが”殿”こと後藤洋央紀選手が優勝3回&準優勝3回という最多記録を持っている。殿は短期決戦に強いのだ。

そんな殿とMr.Ⓡ指定、髙橋裕次郎の試合や、棚橋vsタイチ、オカダvsジェイなど一回戦から豪華カードが出そろっています。新型コロナの収束は誰にも予見できるものではないため、今後の試合も中止になるかもしれません。

ただ「NEW JAPAN CUP」は新日本のドル箱シリーズのため、このトーナメントは実施したいところでしょう。と、なると残りの試合でトーナメントを力ずくで終わらせる可能性があります。

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両国国技館まで5試合あればトーナメントは終わる。

初日 3・16・富山大会…1回戦の8試合

2日目 3・17・埼玉大会…1回戦の8試合

3日目 3・18・静岡大会…2回戦の8試合

4日目 3・20・新潟大会…準々決勝4試合

5日目 3・21・新潟大会…準決勝2試合+決勝1試合

そして3月31日の両国大会で内藤哲也と二冠戦を行う流れ、なら自然ではないでしょうか?最終日に2試合行われますが、以前はG1も1日で準決勝、決勝と行っていたのでイケると思います。なんせプロレスラーは超人ですからね。

しかし、これには問題があります。外国人選手はどうするのか?というところ。果たして入国できるのでしょうか?選手が入国を拒否ってしまえば試合が成り立ちません。それに4月2日にはアメリカのフロリダでも新日本プロレスの試合は組まれていますし、4月4日にはバレットクラブのビーチパーティーも現地で行われる予定です。

これは4月5日にWWEのレッスルマニアが行われるので他のインディー団体もイベントを行うのです。昨年のマディソン・スクエアでの大会もそうでしたね。バレットクラブパーティーの参加予定の選手達。

KENTA
エル・ファンタズモ
ジェイ・ホワイト
バッドラック・ファレ
タマ・トンガ
タンガ・ロア
石森太二
チェーズ・オーエンズ
キング・ハク
バンディード(ゲスト)
ケン・シャムロック(ゲスト)
フリップ・ゴードン(ゲスト)
マット・テイヴェン(ゲスト)
・他

そうそうたるメンバーです。ただ、3月末まで日本に滞在した場合にアメリカに渡航できるかは怪しいです。なぜなら現段階で日本にいた人を拒否する国があるからです。2月26日現在ではミクロネシア連邦、サモア、キリバス、ツバル、ソロモン諸島、コモロ、イスラエル、それにイラクが日本や韓国からの入国を拒否しています。

感染者が出ている国から渡航する場合、感染者が確認されていない国や地域で少なくとも14日間、過ごしてからでなければ入国を認めないとしています。

アメリカはまだそのような発表はありませんが、もし渡航禁止になった場合はアメリカ大会まで中止になってしまいます。

ひょっとすると、外国人レスラー抜きでの「NEW JAPAN CUP」が開催されるかもしれませんね。そうなるとざっと数えて18人の日本人選手がいるのでトーナメントもどうにかなるのではないでしょうか?

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気になるのはレスリングどんたく2020のカードがどうなるのか?王座移動の年?

ここ2018年からレスリングどんたくでは二連戦が組まれています。二日目のメインは「IWGPヘビー級選手権」となるのが恒例ですが、挑戦者は二年連続で「NEW JAPAN CUP」の準優勝者です。一昨年は棚橋、去年はSANADAでした。結果はご存知のとおりチャンピオンのオカダ・カズチカの防衛です。

近年、レスリングどんたくでタイトルが移動したのはAJスタイルズが新日マットに初登場し、髙橋裕次郎がCHAOSを裏切った2014年です。それから5年間はIWGPヘビーのタイトルは移動していません。その前は2010年の真壁が中邑真輔を倒して初のIWGPヘビー戴冠をしたときまでさかのぼります。

2014年はバッドエンドで福岡国際センターも静まり返っていましたね。2010年は真壁もベビーターンして人気が爆発した年でもありました。

ただ、5年もメインでタイトルが動かないとなるとプロレスファンとして期待を裏切って欲しい”ドM”の心がうずいているのも確か。2010、2014とタイトル移動が行われているのでそろそろ移動する時期がやってきたかもしれません。

では、二冠王者内藤が王者として博多にやってくると考えて、タイトルを奪取するであろう挑戦者を予想してみましょう。

オカダ、ジェイ、飯伏は温存か?

イッテンヨン東京ドームで2冠を争って内藤に敗れた両名ですが、レスリングどんたくでの挑戦はないでしょう。去年の「NEW JAPAN CUP」での決勝カードということもあり、2カ月も経たずにリマッチだったので新鮮味という点で博多のファンは「またか…この前ワールドで見たよ…」と思っちゃったので二年連続で、「またか…」はやめて欲しいという希望的観測です。

飯伏は棚橋とIWGPタッグチャンピオンに輝きましたので、当分タッグでやっていく気がするので挑戦はない気がします。

この3名が挑戦するなら6月の大阪大会ではないでしょうか?

後藤、石井、SANADA、EVIL、鈴木みのる、タイチ、棚橋

イッテンヨンで二冠を争った3名を除くと次に出てくるのはこの辺の選手ではないでしょうか?

ただ石井、鈴木みのるは近年、九州で内藤とタイトルマッチを行っているのでカードが組まれるとしても”レスリングどんたく”ではない気もします。棚橋も飯伏と同様タッグ戦線に絡んでいきそうです。

SANADA、EVILは同じロスインゴメンバーですから、「NEW JAPAN CUP」の優勝というカードがない限り同一ユニットへの挑戦はないかもしれません。すると後藤かタイチになります。

2019年のG1成績では後藤は内藤に敗れ、タイチは勝利しています。ただ、その後のシングルマッチでタイチは内藤に敗北をしており、2月の北海道大会でもオカダに負けています。シングルマッチだけで言えばタイチの成績はよくありませんし、先日の後楽園ホールでザックと共にIWGPタッグへの挑戦を表明しているため、まだIWGPヘビーへの挑戦はしないのではないでしょうか?

すると、後藤ですかね…。

CHAOSに入ってからというもの鳴かず飛ばずで、IWGPヘビーには挑戦すらしていません。8度挑戦してまだ無冠です。次に挑戦となるとそれなりの覚悟も必要な気がしますが、内藤とはCHAOS入りのキッカケを作った相手でもあります。

同一ユニットのオカダが所持していたときには挑戦表明も難しかったですので今は絶好の機会ですね。幸いにもNEVERを落としても急襲すればIWGPヘビーへ挑戦できる「悪しき前例」ができたばかりですし。

穴でオスプレイ

ヘビー級転向を名言したオスプレイの挑戦があるかもしれません。去年の「NEW JAPAN CUP」ではジュニアでありながらもランス・アーチャーを破るサプライズを起こしました。

その後ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26を制し、G1クライマックスにも出場、IWGPジュニアヘビーのタイトルも奪取。今年に入ってからはザックをやぶり”ブリティッシュヘビー級タイトル”王者にも輝いています。

ヘビーに転向を名言したことで、「NEW JAPAN CUP」で準優勝してどんたくで挑戦という流れはあるかもしれませんね。

おい!コロナ見ているか!プロレスファンは諦めないぞ(笑)

新型コロナの影響で日本国内のイベントが軒並み中止、延期になっておりプロレス界も大きな打撃を受けています。木谷オーナーが無観客試合なども提案されていました。

 木谷オーナーの巌流島決戦はアントニオ猪木vsマサ斎藤の試合を指しているのだと思いますが、アレ見たことあります。めっちゃ長いですよ(笑)。2時間以上闘ってました。気になる方は「燃えろ新日本プロレス!」のDVDをお探しください。

あんな殺伐とした試合にはならないと思いますが、やはりプロレスはファンの歓声があってこそのエンターテイメント。早速公式が3月3日に行われる予定だった二人の対談を放送してくれるみたいです。

 いつも立ち上がる勇気をもらえるプロレス。今回の騒動もバネに変えて#疲れない #諦めない #落ち込まない をモットーに頑張って欲しいです。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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