治療院で仕事をしていると色々な方が来院されます。身体のケアはもちろんですが、仕事やご家族のこと、恋愛の話もされる方も多いです。
身体のケアだけでもいいのですが、「病は気から」という言葉もあるようにストレスが溜まって身体に不調が出るなんてことは最近よく聞きますね。「うつ病」なんてその典型ではないでしょうか?
メンタルが弱くて…ということを相談されるのですが、そんな方々にはプロレスを観戦することをおすすめしているのでその理由を紹介します。
1・メンタルブロックを外すことをプロレスから学ぼう
世の自己啓発本やセミナーで必ず出てくる言葉「メンタルブロック」自分の精神の中で限界を作ってしまいそれ以上成長しない現実を作り上げてしまうことです。例えば、
- フルマラソンなんて完走できるわけがない
- テストで100点なんかとれるわけない
- 高級外車なんて買えるわけがない
なんて心の声を聞いたことがあるかもしれません。
「でも」夢なら叶えたいですよね。そんなときにオススメしているものがこれです。
日本女子レスリングオリンピック代表の浜口順子さんのお父さん「アニマル浜口さん」の代名詞、「気合い」です。アニマル浜口さんも新日本プロレス出身でそのファイトスタイルから「闘将」とニックネームが付くぐらいの気合いの入り方だったのです。
おいおい気合いがないからメンタルやられているんだろうが!と思われる方もいるかもしれませんが、アニマル浜口さんは「気合い」という言葉を連呼しています。この連呼して己を鼓舞することが大切です。
体育会系とも言われそうですが、メンタルなんて体育会系以外の何物でもないですからね。試しに「気合いだ!」大声で20回ぐらい叫んでみてください。大分温まりますよ。
2・失敗しても立ち上がる強さをプロレスから学ぼう
基本的にプロレスは技を受けます。あえて張り手をくらったり、相手の選手がコーナーポストに登るのを寝ながら待ってわざわざボディプレスを受けたり、走らなくてもいいのにロープに走って蹴られたりしています。
プロレスを見ない人からは「なんでわざと受けているの?」と聞かれることもありますが、あえて技を受けて跳ね返し最後に勝つ!この強さこそプロレスの魅力なのです。
現代社会ではストレスという負荷からは逃げられません。上手に付き合うしかないのです。身を持って相手の技を受け止めてはじき返すプロレスを観戦することによって精神的なタフさが身に付きます。
やられてもやられても立ち上がる姿はまさに人生そのもの。諦めない姿勢をプロレスを通して学ぶのです。
3・環境を変える大切さをプロレスから学ぼう
プロレスラーは基本的に個人事業主です。沢山のプロレスラーの中でも目立たなければいけません。そう考えるとお笑い芸人さんのキャラ付けと似ている部分かもしれません。
プロレスのキャラと言えば「闘魂」や「狂犬」と言った”いかにも”風なものから、「ロックスター」「100年に一人の逸材」「レインメーカー」「皇帝戦士」「黒のカリスマ」などバラエティに富んだキャラクターが生まれてきました。
キャラを付けなければ目立てないのでチャンピオンにはなれないし、ヒール軍団に移ることで己の色を輝きだした選手もいます。
人間は変化を嫌う生き物ですので、環境を変えたりキャラを変えて目立とうとするのはかなりエネルギーを使うので嫌いです。そもそも楽に生きたいと願っているので「仕事しなきゃいけない…」と思いつつも、ついついYouTubeなんか見たりしてしまいませんか?(笑)
ですから環境やユニット、チームを頻繁に変えて上に上がっていこうともがく選手もいます。変えることはエネルギーが必要ですが、「朱に交われば朱くなる」という言葉もあるようにプロレスから動く勇気を与えてもらってください。
初心者はまずはテレビとネットで試合観戦がおすすめ
そうはいってもいきなり会場に足を運ぶのもなかなかハードルが高いですよね。まずはどんなものかをテレビやネットで見てみてください。
ネット➡NJPWWORLD
ネットのNJPWWORLDは月額999円で見放題ですが、無料動画コーナーもあるので最初はそちらがおすすめです。
僕のオススメはテレビ放送です。しっかり実況が入っていますし、わかりやすく冒頭にこれまでの流れを説明してくれていますので初心者におすすめです。
実際見に行ってみたい!と感じたらチケットを取りましょう。新日本プロレスは全国を巡業しています。もしアナタが地方にお住まいでしたら近くで観戦できるようスケジュールをホームページで確認しましょう。
まとめ
人間はメンタルが弱いのが普通なので、自分の限界を勝手に決めてしまい落ち込んでしまう。
今の状況で変えようとしても無理なので、おすすめは環境を変えること。
自分でなかなか壊せないので「超人」であるプロレスラーに壊してもらうのがおすすめ。
メンタルをやられても腐らずに頑張った内藤哲也選手の記事→https://a-pacific.blogs.co.jp/naito/