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KENTAからのパスを台無しにする後藤とYOSHI-HASHI

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新日本プロレスではワールドタッグリーグが絶賛開催中です。

優勝争いも佳境に入っていますが、ここでファンの間で注目を浴びているのが試合後のKENTAのコメントです。

全シリーズから石井のことをTOMO(トモ)と呼んだり、試合後のコメントカメラで恋人ごっこしたりと、かなりいい味を出してきたKENTAのコメントをまとめています。

新日本プロレスでのKENTAのバクステのコメントをまとめてみた / https://a-pacific.blogs.co.jp/itten4tana/

締めの言葉は「結局俺が、何が言いたいかっていうと~YOSHI-HASHIの~~~~」とYOSHI-HASHIをいじって終わります。このコメントが人気なのです。

襲撃されている”後藤”と”YOSHI-HASHI”にとってはチャンピオンから絡んできてくれているので非常にオイシイわけなのですが、どうにも返しというかリアクションが良くないので紹介しますね。

 

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相変わらず後藤の言葉のチョイスの悪さ

ワールドタッグリーグ3日目にKENTAが試合後の後藤を急襲しましたが、それを受けてのコメント。

後藤「OK!! 2勝目だ!! 誤爆もあったけどね。それを吹っ飛ばすようなGKRを決めれたしね。あの天山、小島からの勝利はデカイよ。それからKENTA。TOMOの次はHIROだって? TOMOHIROって……結局、石井さんじゃねえか!! コノヤロー。そのふざけたコメントも罪だぞ。まあ、俺もやってやるって言ったからには、場所はどこでもOKだ。不埒(ふらち)な悪行三昧、必ず償ってもらうからな!!

確かにその通りなんですけどね。KENTAはお笑いでいうところの”ボケ”に当たるので”ツッコミ”に立ち位置を置く後藤が少し面白い言葉を使うのはよくないんですよね。見ている方が「あれ?後藤は本当は怒っていなくてうまいこと言おうとしているの?」となり、対立関係がぼやけてしまいます。

その後、KENTAに襲撃されるまでリアクションを起こさなかったのですが、後楽園ホールでは試合後のKENTAを急襲しGTRでノックアウトしました。次の日はKENTAが後藤を襲い、後藤がKENTAを襲うことで対立関係が明確になりましたね。いよいよ盛り上がってきたところで…

後藤「今日は来なかったか……。あいつのせいで、タッグリーグだけに集中できないのが、残念で仕方ないよ。カール(フレドリックス)にも申し訳ない。でも、あそこまでされたら、吹っ切るしかねえよな。いつでもいいぞ。テロリスト。来るなら来いや! やられたらやり返すだけだ! それから裕二郎、おめえには何の恨みもないが、悪いヤツとつるんでるだけで罪だぞ。付き合う人間を選んでほしい

まさかのタッグリーグに集中できていないことを告白。二兎を追うものは一兎も得ず!とはよく言いますが、シリーズ前半ではタッグリーグに集中しろ!とKENTAに言っておきながら残念な結末。それに裕二郎を引っ張り出しますが、それもファンが望んだコメントではないんですよね…。

それからすっかりKENTAのことには触れずに淡々とリーグ戦を済ます後藤でしたが、ついに福岡大会で口を開きます。

後藤「タッグリーグ終盤戦、この期に及んで、いまだにガタガタ言ってるヘボチャンピオン(KENTA)がいなければ、もっといい成績が残せていたはずだ。なにも恥じることはない。最後まで、ありのままの俺たちを見せる。結局、なにが言いたいかっていうと、“何を言われようと全く動じないYOSHI-HASHIのメンタルの強さが俺も欲しいぜ”ってこと。これマジ……

相手のコメントをそのままパクる!衝撃の返しなんですが、なぜチームメイトのYOSHI-HASHIをいじるのか…?これじゃあ、YOSHI-HASHIが可哀想ですよね(笑)。そして”これマジ”の使用。何度も言いますが、後藤はツッコミの立場なので面白いコメントを使うと対立関係がブレてしまいます。

ウケを狙いに言っているのか、天然なのかは分かりませんが、使い続けて面白くなればいいですけどね…。

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空回るYOSHI-HASHIのコメント

6月のKIZUNAロードでザックと散々やり合いながら、マイクパフォーマンス中に客席から「おい!おい!」と合いの手が入ってしまうYOSHI-HASHIですが、今回のKENTAのいじりに対してもなかなかいい反応を見せることができません。

KENTAは開幕戦から「結局、俺が何言いたいかって…」の下りでYOSHI-HASHIをいじり倒していたのですが、リアクションしたのは直接対決が終わったあとでした。

YOSHI-HASHI「もう絶対に……あんなKENTA、あんなガタガタ言って、あいつは俺のことが大好きなんだなって、俺は思いましたよ。俺のことが大好きなんだろ、あいつ? ベルトあろうがなかろうが、いつでもやってやるよ。」

福岡での試合後では、

「それからKENTA、あいついろいろ言ってるけどな、オイ、そんなんじゃな、そんな言葉じゃ俺のハートは砕けねえからな。お前、なんだよ、髪型とか、別に触ったっていいだろ? 何が悪いんだ? バカじゃないのか、テメエ? オイ、子供みたいなこと言ってんじゃねえよ、お前。髪の毛触ってって、誰が決めたんだ? ふざけんな、コノヤロー。ちゃんと見とけよ。俺らのコメント……」

KENTAがYOSHI-HASHIをいじるせいで、まともに見れなくなってきている自分がいます。

新日本プロレスの規定路線ならKENTAと後藤がNEVER無差別級選手権を行い、その後YOSHI-HASHIが挑戦する流れなんでしょうが、アメリカが一度負けていますし、ワールドタッグリーグでは”物事を一瞬で変えれない男”を”長期リーグ戦だったら変わる男”にしようとして石井と組ませたのに結局優勝戦線からは脱落してしまいました。

最終戦で王者組に勝利しても、ジュース&フィンレー組の方がフレッシュですから難しそうです。いっそのこと後藤とYOSHI-HASHIが同時にKENTAを襲撃してNEVERを3WAYにするのはどうでしょうか?それならちょっとは面白そうではないですか?

以前は、ジュニアやタッグで3wayや4wayマッチが実現していましたし、シングルマッチばかりではなくちょっと毛並みの違う試合も面白そうですし、ケイオス同士の戦いも面白そうですね。

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井上 洋人

エーパシ

エーパシ・カイロプラクティック院長、井上洋人です。福岡県久留米市で姿勢改善専門院を経営しています。身体にいい運動や趣味のプロレス観戦やスターウォーズからの気づきを発信しています。趣味:プロレス観戦、映画鑑賞。妻と5歳の息子と暮らしています

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