「獣神サンダーライガーは引退します」2020年のイッテンヨン東京ドーム大会で獣神サンダーライガーが引退します。
あと3ヵ月ほどですが、ライガーの引退試合の相手は誰が努めるのか?むしろ誰だったら務まるのか?と色んな憶測がありますが、僕の予想では棚橋弘至が獣神サンダーライガーの引退試合を引き受けると予想します。というか消去法で棚橋弘至しかいない気がします。
東京ドームへのテーマが見つからない棚橋弘至
新日本プロレスのエースとして団体を引っ張ってきた棚橋弘至。イッテンヨン東京ドーム大会では2011年から6年連続メインイベンターを任されていました。2017年、2018年はセミファイナル、2019年は再びメインイベントに返り咲きました。
これまではIWGPヘビーのチャンピオンとして…、インターコンチのチャンピオンとして…、G1優勝者として権利証争い…と何やかんやでタイトルに絡んだ状態で東京ドームへ望んでいた棚橋ですが、2020年のイッテンヨン東京ドーム大会では何もテーマがありません。(2019年10月3日現在)
- 権利証を持っている飯伏幸太にはG1で敗北しているため、権利証マッチに絡めず。
- IWGPチャンピオンのオカダにも負けているのでベルトへの挑戦権はなし。
- インターコンチはG1で別ブロックだったこともあり、争いには蚊帳の外。
- 先日の神戸大会では”鬼神ライガー”の登場により試合をしていないので存在感なし。
と、最近の新日本の流れの中で棚橋は、東京ドーム大会に向けて事件もありません。スマホサイトの選手日記でも、
「話題やテーマが無ければ作ればいいのだけの話。(中略)こういった状況というのはレスラーの真価が問われる。自家発電できないレスラーは…と昔、天龍さんも言っていた。」新日本プロレススマホサイトより
と書いてあり、10月の両国国技館大会でも第2試合でデビュー20周年試合をタッグマッチで組まれています。
デビュー20周年おめでとうございます!の試合なので特にテーマも話題も波風も生まれないまま平和に試合が終わりそうな気がしますよね。
ただ、そうはいっても棚橋は新日本プロレスのエースです。やはり東京ドーム大会でもメインかセミを任せたい!そう思って大どんでん返しの案も考えました。
棚橋のイッテンヨン東京ドーム大会へのテーマその①インターコンチに挑戦する
棚橋のイッテンヨン東京ドーム大会へのテーマを見つけるにあたって、挑戦しやすいのがインターコンチではないでしょうか?インターコンチのチャンピオンはジェイ・ホワイトです。(10月3日現在)
棚橋は2019年2月にジェイにIWGPを奪われています。そのリマッチをインターコンチで繰り出すのはいかがでしょう?
かなりのこじつけですが…。恐らく、次のインターコンチの挑戦者はCHAOSの後藤でしょう。そこでジェイが勝利すれば挑戦者がいなくなります。ライバルとしては前王者の内藤です。
挑戦者争いで内藤と勝負したら不利なのは棚橋ですね。リマッチ天国の新日本プロレスですから、イッテンヨンのインターコンチ戦はジェイ・ホワイトと内藤が争うことになりそうです。
IWGP”US”ベルトへの挑戦があるかもしれない
お次は赤いベルトのIWGP”US”への挑戦です。現在はジョン・モクスリーが所持しており、10月にジュース・ロビンソンのリマッチが決定しています。
ジョン・モクスリーがこの試合に勝利した際に次のチャレンジャーとして、以前から戦いたがっていた棚橋を逆指名するかもしれません。しかし未だUSのベルトは日本人は巻いていませんし、初代王者を決めるトーナメントで石井と内藤がエントリーした以外はYOSHI-HASHIしかいません。
今後も外国人を中心としたベルトにしていくなら、棚橋がこのベルトに絡むことはなさそうですね。ノンタイトル戦ならあるかもしれませんね。でも、ドームでシングルマッチを組むほどの因縁も生まれていないので難しそうですね。
クリス・ジェリコとのシングルマッチがあるかもしれない
以前、クリス・ジェリコは戦いたいレスラーとして棚橋の名前をインタビューでも時折口にしていました。6月の大阪ドミニオン大会後、あれだけ暴れて後味の悪い試合の後は、パッタリと音沙汰がありません。
ただ、このタイミングでVTRからのシングルマッチ要求があるかもしれませんし、お得意の乱入劇も考えられます。
ただ、棚橋がタイトルを持っていないのでわざわざ理由をつけて絡んでくることはあるのか?と思っちゃうと、この線も薄い気がします。それにジェリコもライガーとやりたそうだから、ライガーの試合後に乱入ってパターンもあるかもしれませんね。
ライガーの往年の相手は佐野巧真
引退会見時にライガーは最高のライバルは「佐野直喜」さんと言っていました。リングネームは佐野巧真です。
現在はいプロレスリングマスターズで試合を行っているみたいです。僕がプロレスを見始めたころに、よくライガー選手と戦っていて、強烈なローリングソバットが印象的でした。いぶし銀のレスラーだったので子どもの僕はライガーびいきでしたけど(笑)。
ライガー選手の指名で佐野巧真さんになるかもしれませんが、今や”世界の獣神”となったライガーの引退試合で世界的にはあまり有名でない(失礼)佐野巧真ではちょっと見劣りしてしまうんではないか?と懸念が残ります。
東京ドーム、見栄え、格、全てを兼ね備えているのは棚橋しかいない
そういった事情を踏まえて、対戦相手を考えると棚橋弘至しかライガーの引退試合の相手は務まらないのでは?と思います。
東京ドームでも見劣りしない対戦相手、誰もが知っている新日本プロレスのエース、ライガーと純粋にプロレスができて盛り上げられる選手はなかなかいないです。
コスチュームも白、赤を基調として結構似ていますしね。
彼に任せてしまえば御の字です!