先日、クロスフィットオープンが始まるよ!ってことを書いたんですけど、そのときついでにジャッジの資格も取ってみました。
普段のクロスフィットのワークアウトでは回数が指定されています。
WOD1
3round for time
- 10 ground to overhead 95/65
- 10 burpee jump over
このメニューだと95ポンド(男子の場合)のバーベルを床から頭の上まで10回上げましょう、そのあと床に置いたバーベルをバーピーしてジャンプして飛び越えましょう。それを合計で3周してね。そのタイムを計ります。
ってことです。普段のクロスフィットのクラスでは、この10回とか3周とかの数字は全部自分で数えなくてはいけません。全部自己申告制です。自分で故意にごまかす人はいないと思いますが、回数が増えてきたり(30回とか50回とか普通にある)、運動する時間が長くなったり(20分~30分とか)すると、よくわからなくなってきます(笑)。
身体動かすことに必死なので、「今何回目だっけ?」的なことはよくあるし、ワークアウト後に動画を見返すと1、2回足りなかったり、多かったりすることもあります。
普段はそれでもいいんですが、オープンは厳正なる公式記録なのでジャッジが横についてます。マンツーマンで。
ジャッジはアスリートのrepを数えてくれるので普段みたいに自分で数える手間はありません。ただ、自分の中で「これはrep」と思っていてもアウトなものがあったりするので、少しだけ紹介します。
クロスフィットにおけるスクワットとオーバーヘッドのジャッジ
外国の方の動画を参考にしましょう。
まず、スクワット系の動きです。クロスフィットの動きのなかで最もポピュラーですが、No Repも出やすい種目です。動画内でも紹介していますが、しゃがんだ時にお尻が膝のよりも下がっていないといけません。太ももが地面と平行だとお尻が膝より下がるので(極端に反り腰でなければ)、普段のときに動画撮影して確認しておくといいですね。
あとは、立ったときに膝、腰が完全伸展していなければいけません。腰が曲がったまま下がると立っていないとされ、No Repとなります。
次はプレス系の動きですが、バーベルを頭上に上げた時には、腕全体が完全伸展した状態でバーベルが頭上か、頭の中心より少し後ろに上げなければいけません。クロスフィットではスラスターやクリーン&ジャーク、スナッチ系の動きに関係してきます。もちろん、膝、腰も完全伸展した状態です。
特に何秒以上とかのルールはないので一瞬で大丈夫です。
クロスフィットにおけるPull Up系の動き
No Repになりやすい動きは顎が鉄棒(バー)をちゃんと越えているかどうか、肘が毎回完全伸展しているかどうか、の2点です。
更にPull up Chest to Barの動きは懸垂した際に鉄棒を鎖骨より下の位置(胸)にタッチしなければいけません。強く当てる必要はありませんので、洋服が鉄棒にかすればOKです。とにかく当たらなければいけません。
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これはToes to Barという動きです。左は最初だけRepであとはNo Repです。右との違いはつま先が鉄棒にタッチした後に、鉄棒よりも背面にいかないといけない点です。
ここで注意するのが体の背面ではなく、鉄棒に対しての背面というところです。あとは両足は同時に鉄棒にタッチしなければなりません。
クロスフィットの動き、ボックスジャンプ、ハンドスタンドなどなど…
ボックスの上では膝と腰を伸ばさないといけない、ハンドスタンドプッシュアップ時のスタートは線(線の高さの決め方もあります)を越えなければいけない、とか色々あるんですけど、割愛します!コーチやジャッジの資格持っている人に聞いてください!ちなみに資格だけのコースは10ドルで取れます。有効期限は1年間。
動きの参考になるので、興味がある人は資格取ってみてもいいかもしれませんね。ただ、全編英語オンリーなので苦手な人は時間かかるかもしれません。ちなみに僕はパソコンで本文コピペしてGoogleの翻訳機能を使いながら取りました。
オープンでは公式記録のワークアウトを行う前に、どれがRepかNo Repかをジャッジと共に確認することが義務付けられていますので、ワークアウトを始める前にチェックしておきましょう。いきなり本番でNo Repくらったらしんどいですからね(笑)。