日本では空前の糖質制限ブームである、私もそのブームに乗っかり13キロのダイエットに成功したんだけど、糖質って普通にスーパーやコンビニで山ほど売られているし、主食=炭水化物、という常識に囚われている人間は多い。
以前、「スーパーサイズ・ミー」という映画があったのをご存知だろうか?マクドナルドを30日間食べ続けた結果を映画にしたものに影響を受けて「甘くない砂糖の話」は作られたらしい。
まぁ、ジャンクなものは食べ続けたらよくないよってのは大体わかるけど、一見ヘルシーに見える食事でも糖分は結構含まれているから太るんじゃない?っていうのが映画の主旨である。
1日どれくらい砂糖は摂っていいの?
この映画はオーストラリアで撮影されたもので、監督もオーストラリア人だ。オーストラリアでは平均ティースプーン40杯分の砂糖を摂取しているらしく、監督兼俳優のデイモン・ガモーも同じ量を摂取している。
ディモン・ガモーは低糖質な食事をしていた。
朝食はベーコン卵アボカドなど、昼食はサラダとチーズ、夕食は牛肉や鶏肉野菜をふんだんに使ったものを食べ、おやつは野菜ののディップスや豆類を食していて、非常に低糖質な食生活を送っていた。
ちなみに調べたところ日本ではティースプーン20杯から30杯分の砂糖を摂取しているらしい。
WHO(世界保健機関)では1日の摂取量の目安としてティースプーン6杯を推奨しているので、日本食がヘルシーなんて言ってもたかが知れているのです。
砂糖は摂っても摂取カロリーは変えないし、運動量も変えない
60日間にわたって制限したのは脂質の量であり、その代わりに砂糖を摂取したそうだ。
オーストラリアの成人男性の平均摂取カロリーは2300キロカロリーで、監督も以前から同じぐらいの摂取カロリーだったため、摂取カロリー自体は変えていない。
ビフォーの食事
実験中の食事
これだけ見ると普通にOLさんが好みそうな食事じゃないですか?そんなに違和感を感じる食事でもなさそうですけどね。
さらに元々ジョギングや筋トレをしていたので運動量も変えていない。
受験ではあえて甘い清涼飲料水やチョコレートなどは排除して低脂肪で健康的と言われている製品を取り続けていた。
60日間の結果はいかに?
60日間どうなったかと結果どうなったかと言うと、体重は8.5 kg 増えウエストは10センチも増えてしまい、さらに脂肪肝にもなり中性脂肪の値も急上昇したそうだ。
まぁ映画なので演出もあるとは思いますし、実際科学的根拠に基づいていない!と言った反論もあるみたいです。この映画では実名でコカ・コーラ社やペプシなど出てくるので大企業から怒りを買ったんですかね?
ちなみにこの監督は、実験終了後に元の食生活に戻したら、2ヵ月で数値も戻ったそうです。健康って食事で変わるんですね~。
感想まとめ
映画では炭水化物にはあまり触れていませんでしたが、炭水化物も身体の中に入れば糖分となるため身体にしてみれば砂糖とあまり変わりないものだと思います。
日本人はいまだに主食=米、という常識に縛られており低糖質ダイエットに抵抗感がある人が多いです。
映画でも糖質はドラッグやニコチン中毒と同じだから抜くときは大変だと言及していました。しかし、その壁を乗り越えれば糖質を摂らなくても大丈夫になってきます。実際、僕もダイエット低糖質ダイエットに挑戦して痩せたし、食べなくても大丈夫になっています。
はい、ビフォーアフター。ちょっと遠いから分かりずらいけど結構痩せているでしょ。3食米を食べていたんですけど、夜を抜き、昼を抜き、朝を抜き…と徐々に減らしていきました。
でも、完全カットじゃなくてチョコレートも食べるし、パンも時々食べますよ。毎日の量を減らしただけです。
こんな人におすすめ
- ダイエット頑張っているのに痩せられない人
- 健康意識の高い人
- 甘いものをやめられない人
自分で判断することが大切だけど、観て損はないのでオススメです。