先日の9月22日神戸大会でジェイ・ホワイトに敗れインターコンチ王座を失った内藤哲也ですが、ここにきて海外移籍の噂が出てきました。
海外でも絶大な人気を誇る内藤哲也は新日本プロレスを退団して海外の団体へいってしまうのでしょうか?
人気のある内藤は海外から破格のオファーが来ている模様
NJPWワールドのおかげで海外のファンも増えてきた新日本プロレス。9月末もアメリカに遠征しますし、今後はもっと海外遠征が増えていくでしょう。
その中でも抜群の知名度を誇っているのはオカダ・カズチカ、棚橋弘至、内藤哲也ではないでしょうか?
4月に行われたMSGニューヨーク大会でもこの3人が一番歓声があがっていました。内藤哲也に海外からオファーが来ていてもおかしくはないでしょう。候補は世界一の団体WWEかケニー・オメガが立ち上げたAEWという噂です。
内藤哲也がベルトを超えた存在になったのでオファーが来た
以前から、内藤哲也は「俺の存在がベルトを超えてしまった。だからベルトが勝手に付いてくるんだ。ほらね」と度々同じようなコメントをしているように、内藤哲也の人気は会場でも一番です。
どこの会場でもロスインゴベルナブレスのTシャツやキャップを身に付けたファンが一番多いです。内藤1人だけのおかげではありませんが、ユニットのアイコンとして大きな影響を与えています。
今の内藤は名実ともに”ベルトが無くても輝ける選手”になりました。ベルトというタイトルなしでも輝ける選手は過去にもいましたが、みんな新日本プロレスを去っています。
過去にもいたベルトが無くても輝ける選手
記憶に新しいのは2019年に新日本プロレスを退団したKUSHIDA選手です。海外での人気が非常に高く、関節技を駆使した試合運びは必ず盛り上がりをみせることで有名だったKUSHIDA選手はWWEからのオファーを受けて退団しました。
IWGPジュニアヘビー級チャンピオンでしたが、イッテンヨンで石森太二敗れてベルトを失いました。
更に2018年では中邑真輔、AJスタイルズ、後を追うようにカール・アンダーソン、ドク・ギャローズがWWEへ移籍していきました。AJスタイルズは元々からWWEへのステップとして新日本プロレスを選んだかのように思いますが、他の3人は人気と実力を評価されての退団➡移籍の流れでした。
2014年のプリンス・デヴィットがWWEからオファーを受けて新日本プロレスを退団しましたしね。
人気レスラーはこぞってオファーが来てしまうのは世の常でしょうね。WWEも一から選手を育てるよりもすでに人気のある選手、ある程度の活躍を見込める選手の方が早くお金になりますもんね。
WWE海外移籍の選手が全員成功するわけではない。
プロレスラ―が海外移籍をしても必ずしも全員が成功するわけではありません。
現在、新日本プロレスで活躍中のKENTAもノアを退団しWWEへ挑戦しましたが、肩の怪我、フィニッシュ技の被り(被っていると使えない)のため、思うような活躍ができずに日本に帰ってきています。
他の選手も同様に、莫大な名声とお金が手に入る(おそらく)アメリカのプロレス団体ですが、活躍しなければ容赦なく切り捨てられるのもアメリカです。トップで活躍し続けられるのはほんの一握りでしょう。
AEWへの移籍はあるのか?
過去に、ケニー・オメガとの試合は楽しいと言った内藤哲也ですが、AEWはケニーがいる団体です。AEWも立ち上げたばっかりの団体ですし、目玉の選手が欲しいところです。
内藤は人気実力共にトップクラスなので中心選手としては言うことがありません。しかし、ケニーのプロレスはアスリートプロレスです。凄い身体能力や受け身を魅せるプロレス技が多い中、膝に爆弾を抱えている内藤がどこまでついていけるかは疑問があります。
新日本プロレスの中心はオカダと…
プロレスが盛り上がるにはライバル関係やチャンピオンにならぶ双璧が必要です。棚橋がいるなら中邑、藤波と長州のようにライバル関係の突出した2人がいました。
新日本プロレスのトップは紛れもなくオカダ・カズチカです。オカダのライバルと言えば?公言しているようにSANADAか、ジェイ・ホワイトではないでしょうか?このオカダのライバルという点で、内藤は年齢的にもちょっとズレがあります。
内藤のライバルといえば同い年の飯伏幸太でしょう。
飯伏幸太はケニーからのオファーを断って新日本プロレスに所属しました。ケニーには誤算だったかもしれません。ケニーのプロレスに付いて来れて尚且つ華があり人気のある選手はなかなか存在しないからです。
そこで内藤に目を付けたのだと思います。
仮にSANADAがIWGPヘビーのチャンピオンになったり、EVILが権利証マッチで勝利すると内藤を追放する口実を与えることになります。ロスインゴベルナブレスハポンを追放されて海外移籍を選ぶのかもしれません。
内藤は新日本プロレスが一番だと公言している
ただ、兼ねてから内藤哲也は「新日本プロレスが一番好き」「新日本プロレスが一番だと思っている」といった趣旨の発言を繰り返しています。ファンとしてはこの言葉を信じるしかないところですが、人の心は移ろいやすいです。
かつては、「新日本プロレスイチバーン!」と叫んだカール・アンダーソンもプリンス・デヴィットも「どこにも行かない」と宣言したケニー・オメガも退団してしまいました。
人の心は移ろいやすく、状況や状態も変化しているので内藤の心変わりもあるかもしれません。
ただ我々ファンは選手自身の選択を応援するしかありませんし、内藤が移籍なんて全く考えておらずオファー蹴るケースもあります。どうなってしまうのかはトランキーロの精神で見守りましょう。