ハン・ソロ/スターウォーズストーリーが公開されました。このブログではネタバレと考察、スターウォーズに関する小ネタを紹介します。
ストーリーをざっと紹介し、ラストシーンのネタバレも含みます。これからハンソロを見る人はご注意ください。
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あらすじ~帝国誕生から10年後、ハンソロが18歳時の物語
今回の映画「ハンソロ」はスターウォーズエピソード3とエピソード4の間の物語です。つまりダース・ベイダーが誕生してから10年後の話になります。もう一つのスピンオフ映画「ローグ・ワン」よりも少し前のお話になります。
このときエピソード4の主人公”ルーク・スカイウォーカー”はまだ10歳ほどです。
ここからハンソロのストーリー
コレリアでは、ホワイトウォームギャングのリーダーのレディプロキシマが特殊燃料であるコアキシウムを探しています。同時に一人の青年はコレリアから脱出することを試みていたのでした。この青年こそがハンソロです。
ハンソロは恋人のキーラと共に脱出し、パイロットになり、キーラはその隣で暮らすことを夢見ています。
ハンソロはレディプロキシマのコアキシウム(超貴重な燃料)を盗み出し、ランドスピーダーに乗り、追われながらも空港にたどり着き盗んだコアキシウムを賄賂に使いゲートを通過しました。このスピーダーにぶら下がっていたアクセサリーは後にハンソロが一生持ち続けるアイテム「ラッキーダイス」です。
ラッキーダイスはエピソード4から存在していた?
このラッキーダイスはエピソード8からフューチャーされていましたが、実はエピソード4のミレニアムファルコンコクピットにぶら下がっているところにチューバッカが頭をぶつけるシーンがあります。探してみてください。
安堵の表情を浮かべた2人でしたが、ゲートが閉じようとした瞬間にキーラは追手に捕まってしまいます。
必ずキーラを助け出す!と誓ったハンソロでしたが前門には帝国軍の検問、後門にはレディプロキシマの追手が迫ってきて逃げ場がありません。そんな時ハンソロの目に付いたのが「帝国軍兵士募集ゲート」でした。追手から逃れるために帝国軍に入隊を志願します。
帝国軍兵士募集を受け付けた係官とのやり取りで
「お前の名前は何だ?」
「名前はハンだ。それ以外は知らない」
「そうか…じゃあお前の苗字は”ソロ”(SOLO)だな。1人だしちょうどいいな」
ってな感じで決まっていました。ハン・ソロは「独りぼっちのハン」という意味だったんですね。ただ映画「ハン・ソロ」は相棒に出会ったり、失ったり、裏切ったりと「仲間や相棒」がテーマになっていました。恋人というパートナーを失いハンはこれからどうなるんでしょうか?
ちなみに、この帝国軍兵士募集コーナーではインペリアルマーチ(ダース・ベイダーのテーマ曲)が薄く流れており、ファン鳴らずともスターウォーズ感に触れられる一幕でした。
帝国軍入隊から3年、チューバッカとの出会い
ハンソロは歩兵として泥だらけになっていました。強気な性格と発言でインペリアルフライトアカデミーをクビになったみたいです。
ここで出会ったのが後のハンソロの師匠となる”ベケット”とその仲間たちです。
ハンソロは帝国軍を抜けたがっていたので、仲間に入れて欲しいと懇願しましたが、断られて帝国軍の地下牢に投げ込まれてしまいます。
その時に出会ったのが”チューバッカ”です。チューバッカは餌としてのハンソロを襲いますが、ハンソロがウーキー語で「一緒に抜け出しそうぜ!」とチューバッカを誘い、逃げ出すことになりました。
この鮮やかな手口を見たベケットはハンソロとチューバッカを仲間にいれることを決めました。
ハンは後々の師匠ベケットと盗賊任務にあたる
ここから盗賊ハンソロとしてベケット一味との仕事が始まります。ここでもコアクシウムの強奪任務です。この世界ではコアクシウムは宇宙船の燃料として貴重なものです。
ここでハンソロが生涯に渡って愛用するブラスターピストルのDL-44をベケットから受け取ります。ベケットがガンマンのようにピストルを回すしぐさに憧れを抱いていましたし、ハンソロにとって思い出の武器ですね。
コアクシウムを盗み出そうとしたその矢先に、「エンフィス・ネスト」との戦いになります。
新キャラです。
マスクに素顔が隠されていて男か女かもわかりません。
ベケットとは仲が悪くコアクシウムを狙っています。
争いは激化し、ベケット一味はヴァルとリオを失ってしまいます。
しかもコアクシウムを盗む任務も失敗。
この任務はギャング団のボス、ドライデンからの依頼でした。
賞金首になりたくないベケットとハンソロ、チューバッカはドライデンの元へ向かいます。
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ハンソロとキーラの再会
ドライデンの元へ向かったハンソロに思わぬ出会いがありました。3年前に別れたキーラと再会したのです。キーラはドライデンの右腕として働いているのでした。大喜びするハンソロに向かってドライデンから過酷な任務が言い渡されます。
新しい任務は「惑星ケッセル」から未精製のコアクシウムを盗み出し、サヴァリーンの精製を行い、ドライデンに届ける。ということです。
ランド・カルリジアンとミレニアムファルコンとの出会い
惑星ケッセルに行くには速い宇宙船が必要、ということで紹介されたのがランド・カルリジアンです。エピソード5でハンソロの友人として登場するのですが、ここでは初対面です。カードゲームで賭け事を行い、ランド・カルリジアン自慢の宇宙船”ミレニアムファルコン”の勝負までいきますが、ランドのイカサマによってハンソロは負けてしまいます。
ただ、仕事の報酬をもらうためにミレニアムファルコンで同行します。ランドが改造に改造を重ねた自慢の愛機ですし、副操縦士のL3-37(エルスリー)がランドの最高の相棒です。
このL3はスターウォーズ史のドロイドで初めての女性キャラです。ランドとの夫婦漫才みたいな会話や、皮肉交じりのジョークを話す毒舌家でもあります。ただランドとL3は強い絆で結ばれており阿吽の呼吸でミレニアムファルコンを操縦するのです。
この移動中にハンとキーラとのキスシーンがあります。このときハンは「仕事が終わったら一緒になろう」と誘いますが、
キーラは「組織に入ったらもう逃げ出せない」と拒みます。
せっかく恋人と再会できたし、愛し愛されているのに一緒になれない、ハンは混乱しますが惑星ケッセルに到着します。
昔からこんなことをしていたんですね~ハン・ソロは…。モテる男は意外とワンパターンですね。
コアクシウムを見事盗み出し、ミレニアムファルコンが最高の機体になる
惑星ケッセルでは宇宙で捕まえた奴隷たちを使ってコアクシウムの原石を掘り出していました。
L3の活躍もあり、無事にコアクシウム100キロを盗み出しますがここで悲劇が起こります。
L3が銃撃戦のなかで撃たれてしまいます。相棒のL3を自らの危険を省みず助けに行くランド。しかし、L3はランドの胸の中で息を引き取ります。(壊れて電源が落ちます)L3のコアコンピューターには銀河一のナビゲーションシステムが搭載されており、惑星ケッセルから逃げ出すときにコアコンピューターをミレニアムファルコンに移植されました。
これによってミレニアムファルコンは”宇宙一速いガラクタ”と呼ばれるほど最高の機体になったのです。このときにチューバッカの年齢が190歳ということが判明して宇宙船を運転できることも分かります。
コアクシウムを巡ってドライデンと最終バトル!
惑星ケッセルでは原石を手にいれたハンソロ達ですが、次は惑星サヴァリーンで精製しなければなりません。そこで待ち構えていたのがエンフィス・ネストです。
エンフィス・ネストはここで兜をとって正体を明かします。
実はエンフィス・ネストは帝国に反逆するための組織でした。その為に帝国と繋がっているドライデンと敵対しているということです。つまり後の反乱軍ってことになりますね。
エンフィス・ネストの故郷の仲間は帝国軍によってみんな舌を抜かれ、荒らされた過去を持ち、母親の跡継ぎとしてリーダーとなりました。彼女に感化されハンソロはコアクシウムをドライデンに渡さないようベケットに交渉するのでした。
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ドライデンとハンの最終決戦、裏切り&裏切りの連続
ドライデンを出し抜いてコアクシウムを盗み出そうとするハンでしたが、そこは悪党同士、考えが読めるのでしょうか?
ドライデンはベケットを裏切らせ、逆にハンソロを殺そうとしました。
ベケットは「ずっと言っていただろ?誰も信じるな…とな」
しかし、更にハンはベケットにドライデンを裏切らせます。(裏切りを予想して、更に裏切らせたということ)ベケットはコアクシウムをチューバッカに運ばせて逃げ出します。ここでドライデンとハンとの一騎打ちが始まりますが、恋人のキーラもドライデンを裏切ってハンと一緒に戦います。
最後はドライデンに習った武術でドライデンにとどめを刺すキーラ。やはりキーラの愛はハンに向いていたんですね。ハッピーエンドかな…。
と思いきや、キーラは「先に行ったベケットを追って!私はもう少しお金を集めてから行くわ」と言ってハンを追わせます。
ベケットはチューバッカを人質にしますが、ハンは一瞬早くベケットを撃ちます。
ベケットは「よく撃った…お前が撃たなきゃ俺がお前を殺していた…」と言葉を残して死にます。実のおやじのような存在だったので、ハンは悲しかったでしょうね。チューバッカも悲しげな声をあげています。
エピソード4の監督ジョージルーカスはハンはレイア姫と結婚するから、急に人を撃つような残忍な人物じゃない!と編集し直したんですが、相手を無慈悲に打ち殺すからアウトローとしてカッコイイんじゃないか?とファンの想いもありました。
今回のこのシーンでは師匠ベケットが銃を構える前に撃っています。これはハン・ソロが成長した証でもありますね。でも撃った後はベケットを抱きかかえているので心は情に厚い男でしたね。
映画ハンソロの黒幕の正体は!
外でキーラを待っていたハンでしたが、キーラは死んだドライデンの指輪を使って船を動かし、宇宙へ飛んでいってしまいます。そのときある人物とホログラムで会話するのですが、それは…
死んだと思われていたダース・モールでした!
ダース・モールと言えばエピソード1で登場したパルパティーンの一番弟子のシス卿です。
「どうなった?」
「ドライデンは死に、コアクシウムもベケットによって盗まれました」
「お前はその船でダソミアまで来い」
「わかりました」
と、師弟関係かのようにキーラと会話しています。ダース・モールはエピソード1でオビ=ワン・ケノービによって上半身と下半身を真っ二つにされていました。この登場シーン時はダース・モールの下半身はちょっとしか映っていなかったのですが、確かに機械化していました。もう少し分かりやすく映してくれよ~(笑)
これはキーラはシスになってしまうのでしょうか?そもそもドライデンがスラムからキーラを助け出したのもフォースの素質があったのかもしれませんが、真実はわかりません。
キーラはダース・モールのところへ行ったのですが、ハンソロの説明はしませんでした。やはり愛していたので守りたかったのでしょうし、ダース・モールに関わると逃げられないのを知っていたので巻き込みたくなかったんでしょうね。
途方にくれるハンを慰めるチューバッカ。この時二人が初めて本当の相棒になった瞬間でした。
ダース・モールはダース・シディアスから卒業?
皆さんは映画のエンドロールって見ますか?僕はどの映画もエンドロールの最後までしっかり見る派です。
と言っても、ちゃんと文字を追っているのはキャストの部分ぐらいです。この時もキャストの部分を追っていたらRay Parkって見つけたんですよ。
Ray Parkはエピソード1でダース・モール役を演じた俳優なのですが、ビックリしたのはその隣でした。
なんと「Darth Maul」ではなく「Maul」になっていました。つまり、ダースの称号を捨てたんですね。
同じ時代にダース・ベイダーがいたから?生きていたと知られたら殺されちゃうから?様々な憶測がありますが、次回作「オビ=ワン」で明らかになるかもしれません。
エンディング!ついにミレニアムファルコンを入手!そしてタトゥイーンヘ
エンフィス・ネストには一緒に反乱軍に入らないか?あなたならいいリーダーになれる!
と誘われますが、ハンはいつものニヒルな笑顔で断ります。
そしてランド・カルリジアンのもとへ再び姿を表すのです。
ランド・カルリジアンは惑星サヴァリーンで裏切って逃げていたのです。ランドは許して欲しいと言いますが、ハンは「それなら俺とまた勝負してくれないか?」とサバックを挑みます。
前回はイカサマで敗れたハンでしたが、今回はそれを見破り見事に勝利しミレニアムファルコン号を入手したのでした!
ここから二人の冒険は始まったのでした。このあとルークが住んでいる惑星タトゥイーンに向かい、ジャバザハットのもとで仕事をもらおうとしていたのでした。
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スターウォーズ!エリンケリーマン演じるエンフィスネスト辛口まとめ
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映画ハン・ソロの評価と感想まとめ
ハンとチューイがミレニアム・ファルコンの操縦席に座り込む姿にはやはり感銘を覚えるので、気持ち評価高めで。
興行収益があまりふるっておらず前評判もあまり良く無かったのでドキドキしながら見にいった。序盤のスピーダーのチェイスでのILMのCGIのクオリティーの高さに脱帽。
その逆風のなかで本作の若きハン・ソロは、愛と男気に溢れた純粋なアウトローを表現している。旧作ではレイア姫に対してはプレイボーイぶりを発揮していたが、本作では幼なじみのキーラに対し一途な愛に人生を賭けている。その純粋さが若さなのかもしれない。
ミレニアムファルコンで二人が操縦席で揃うシーン、メインテーマのリフが流れて思わず感動!
個人的には、ランドとL3がかなり好き。泣けるラブストーリーだ。
スター・ウォーズシリーズで初めてジェダイとかフォースが言葉さえも使われなかった映画でした。
ファンにとってはそれが不人気の理由の1つだったかもしれませんが、僕は非常に楽しめました。しかも、最後はキーラも生きているし、ダース・モールも生きていましたしね。
ダース・モールはエンドクレジットで「maul」としか表記されておらず「ダース」が抜けていたのも気になりますね。実はダース・モールはアニメ版では生き残っていたのですが、アニメ側の設定を実写側に持ち込むというタブーを犯している映画でもあります。チューバッカもウーキー族の女性と出会って一緒に逃げないか?と誘われるシーンもありましたが、ハンについていくことを選ぶあたり義理堅いです。
チューバッカが190歳なのにハンの方が偉そうにしているってところも面白いですね。
最後は絶対ダース・ベイダーが出てくると思っていたんですが、まさかのダース・モールだったのが一番のサプライズでしたね。
次回作「オビ=ワン」はあるんでしょうか?ディズニーがスター・ウォーズ作品を作りだしてからはどんどん評判が下がっております(笑)このスピンオフシリーズも打ち切りにならないことを祈りましょう!
これから映画館で見る人は、エピーソード4だけでも予習してくださいねー。
TSUTAYA-TV、dTV、FOD、HULUとVOD(動画視聴サイト)はあります。
2018年7月20日時点で、お試し視聴できたのは「Hulu」か「U-NEXT」でした。
※最新情報は下記公式サイトでご確認できます。
HuluとU-NEXTの違いは?
Hulu:2週間は無料で何本でも見放題
U-NEXT:1ヶ月で1200円分のチケット付与(1本300円~400円なので3本程度)
無料期間でのお試しならどちらでも変わりないです。
長めに選ぶ期間(1ヶ月)を欲しければU-NEXTで、2週間の間で沢山見たければHuluって感じですね。
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2018スターウォーズ全動画・映画グッズ!あらすじ登場人物まとめ
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのDVD/Blu-rayが2018年10月18日に発売決定!デジタル配信は10月3日から!
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社から映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の Blu-ray/DVDが発売決定!デジタル配信は10月3日から!
勇気も、男気も、銀河一。
逆境が心を熱くする。運命を賭けて挑む、超光速アクション大作。
全てのヒーローに、はじまりの物語がある…。
「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX」
スター・ウォーズ屈指の人気を誇るハン・ソロは、いかにして愛すべき悪党<ハン・ソロ>となったのか?銀河一のパイロットを目指すハン・ソロと、生涯の相棒チューバッカ、そして愛機ミレニアム・ファルコン号との運命の出会いとは?幼なじみの美女キーラや悪友ランドと共にカリスマ性を持つ謎の男ベケットのチームに加わり、”自由”を手にいれるため危険なミッションに挑む。果たして彼らは次々と迫る危機をどう乗り切るのか!?ルークやレイアと出会う前、若きハン・ソロの想像を超えた知られざる物語を描くアクション超大作!
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